3月上旬に京都市伏見区の与杼神社に参拝した後、南隣の淀城跡公園を訪れました。
淀城跡公園は、その名からわかるようにかつて淀城があった場所に造られた公園です。
今も、公園を囲むように石垣と堀があり、往時の面影が残っています。
園内には、比較的多くの種類の桜が植えられており、3月上旬から4月中旬まで桜を楽しめます。
3月上旬は、早咲きの河津桜が咲く頃。
その河津桜を見ようと、淀城跡公園を訪れた次第であります。
咲き始めの河津桜と見ごろの河津桜
淀城跡公園には、京阪電車の淀駅から南西に2分ほど歩くと到着します。
時刻は、午後4時頃だったので、公園内は、少し薄暗くなっていました。
南側の石垣に上ります。
そして、南西角の天守閣があった石垣近くにやって来ました。
河津桜は、咲き始めたばかりですね。
まだ2分咲きくらいで、枝先にピンク色の花がわずかに咲いている程度でした。
石垣の上を東から西に向かって歩いていきます。
日当たりが良い場所に植わっている河津桜は、良い具合に咲き、見ごろを迎えていました。
まだ、見ごろに入ったばかりのようで、これからもっと華やかになりそうです。
でも、角度を変えて見ると、部分的に見ごろ前の枝もありました。
とは言え、これだけいっぱいの花が咲いていれば、見ごろと言えますね。
青空を背景に見上げる河津桜は、ピンク色が際立っていましたよ。
淀城跡公園の石垣の上に植えられている河津桜は、10本ほどあり、そのうちの半分くらいは見ごろ前でした。
枝が細めの河津桜は、ちらほら咲きで、見ごろを迎えても、それほど多くの花は咲かないのかもしれません。
少し暗くなり始めた青空を背景に見る河津桜は、しみじみとした趣がありますね。
まだ、冬の寒さが残る3月上旬だから、そう感じるのでしょうか。
公園全体は、まだ、冬の景色を保っています。
春には、遠そうに見えますが、あと3週間もすれば、春の景色に変わっているはずです。
淀城跡公園の河津桜は、3月上旬で全体的に見ごろ前でした。
河津桜が本格的な見ごろを迎えるのは、3月10日頃になりそうですね。
3月17日までは河津桜を楽しめるのではないでしょうか。
この後は、淀水路に河津桜を見に行きます。
なお、淀城跡公園の詳細については以下のページを参考にしてみてください。