2月2日に京都市東山区の恵美須神社に参拝した後、東隣に建つ建仁寺を訪れました。
建仁寺は、京都最古の禅寺で、祇園に広々とした境内を持っています。
立派な建物がいくつもあり、見どころが多いのですが、意外と旅行や観光で訪れる人は少なめです。
ひっそりと咲く白梅
建仁寺には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約5分歩くと到着します。
駅からだと、西側の惣門から境内に入るのが便利ですが、今回は南側の勅使門の隣の門から境内に入ります。
![入り口](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
入り口
境内に入ると、放生池の前にアオサギとハトがいました。
![アオサギとハト](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
アオサギとハト
建仁寺では、時々、アオサギを見かけることがありますね。
放生池の周囲には、松が植えられています。
松は一年中緑色なので、季節によって景色が大きく変化しないですね。
![松と三門](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
松と三門
松の奥に見える建物は、三門です。
放生池から北に少し歩くと、松の間に隠れるように白梅が花を咲かせていました。
これまで建仁寺には何度も参拝しているのですが、梅があることを初めて知りました。
![白梅](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
白梅
5分咲きくらいでしょうか。
![白梅の枝先](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
白梅の枝先
2月の始めにしては、咲き進むのが早いですね。
今年の京都の梅は、全体的に開花が早まっています。
境内の東側に祀られている楽大明神にお参りをしましょう。
![楽大明神](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
楽大明神
楽大明神の隣には、開山堂があります。
![開山堂](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
開山堂
開山堂は、普段は入ることができません。
過去に特別公開が行われたことがあるので、また拝観する機会があるかもしれませんね。
境内の中央に建つ法堂(はっとう)。
![法堂](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
法堂
晴れていると、もっと見栄えが良いのですが。
法堂の天井には龍が描かれており、拝観も行われています。
写真撮影もできますよ。
法堂の他に俵屋宗達の風神雷神図屏風も鑑賞できます。
法堂の拝観料は600円ですが、2024年4月1日から800円に変更となります。
3月いっぱいは人も少ないので、値上がりする前に拝観することをおすすめします。
法堂の東側に建つ鐘楼の近くでも、白梅が咲いていました。
![見上げる梅](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
見上げる梅
こちらの白梅もわかりにくい場所に植えられているため、気づく人があまりいないようです。
帰りは、北東角の北門から外に出ました。
![北門と建仁寺垣](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
北門と建仁寺垣
北門の近くの建仁寺垣が、和の風情を感じさせますね。
建仁寺の梅は、2月20日頃までは楽しめるのではないでしょうか。
この後は、八坂神社に節分祭を見に行きます。
なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。