元日に神泉苑に初詣に行った後、北に約15分歩き、京都市上京区の白峯神宮を訪れました。
白峯神宮には、潜龍社という社があります。
2024年は辰年なので、元日に潜龍社にお参りをしておきたいなと思い、白峯神宮に参拝しました。
新年から笑い龍を拝む
白峯神宮は、地下鉄の今出川駅から西に約5分歩くと到着します。
神泉苑から堀川通を北に歩いている途中、二条城の前を通りかかると、元日から拝観している人が意外と多かったです。
さらに北に歩き、一条戻橋の近くの晴明神社にお参りをしていこうと思ったのですが、道路まで長い列ができていたので諦めることにしました。
白峯神宮の神門の前にやって来ました。
晴明神社とは異なり、白峯神宮は空いていそうです。
そう思って境内に入ったところ、本殿の前に列ができており、すぐにはお参りできそうにありませんでした。
今年の元日は、どの神社も人が多いですね。
でも、境内の北東角にある潜龍社には、ほとんど人がおらず、すぐにお参りできました。
寿福長命の神さまである潜龍大神は、良縁、病気平癒、事業隆昌のご利益を授けてくれます。
それでは、新年のお参りをしましょう。
社殿の前には、笑い龍もいますよ。
笑顔が素敵な笑い龍は、見ているだけで幸せな気持ちになりますね。
後ろ姿もなかなかかわいらしいです。
元日から笑い龍を拝めたので、今年は良いことがありそうです。
境内の東側には、スポーツ上達の神さまの精大明神を祀る地主社(じしゅしゃ)があります。
白峯神宮が建つ地は、平安時代から蹴鞠の宗家の飛鳥井家の邸宅があった場所であり、蹴鞠の神さまとして精大明神を祀っていました。
現在は、スポーツ全般の守護神として崇敬されていますよ。
また、蹴鞠は、ボールを落とさないことから、試験に落ちない勉学の神さまとしても信仰されています。
社殿には、たくさんのボールが奉納されていました。
白峯神宮の本殿や授与所の近くにも、多くのボールが奉納されています。
中には、有名なスポーツ選手のサインが書かれたものもありますよ。
こちらは、蹴鞠の碑で、撫で鞠と呼ばれています。
石碑の右側にある石鞠を一廻しすると、球運を授かれるそうです。
私も、石鞠を廻しておきました。
境内の南東にある手水鉢。
当地からは、飛鳥井という名水が湧き出しています。
清少納言は、枕草子で9つの井戸を挙げており、その中で飛鳥井を「みほひも寒しとほめたるこそをかしけれ」と飛鳥井を挙げています。
今も手水鉢からは、きれいな水が流れ出していますよ。
そろそろ白峯神宮から出ましょう。
人が多くて本殿にはお参りできせんでしたが、潜龍社の笑い龍を拝めたので、良い初詣ができました。
この後は、護王神社に参拝します。
なお、白峯神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。