9月19日に京都市左京区の平安神宮の神苑を拝観した後、北西に約15分歩き、常林寺に参拝しました。
京都の萩の寺として知られているのが、ここ常林寺で、毎年9月になると境内を埋め尽くすほどたくさんの萩が育ち、赤色や白色の花を咲かせます。
普段は、参拝者が少ない常林寺も、萩の時期には山門をくぐっていく人の姿を見かけるようになりますね。
背が低めの萩
常林寺には、京阪電車の出町柳駅から南に2分ほど歩くと到着します。
山門には、常林寺が萩の寺であることが記されています。
山門をくぐって境内へ。
正面に見えるのは、本尊の阿弥陀さまを祀る本堂です。
境内は、例年のように萩で埋め尽くされていますが、今年は、背が低いですね。
また、今の時期にしては花数もやや少なめです。
9月に入ってからも気温が下がって来なかったので、萩の育ちが悪いのでしょうか。
山門をくぐった左側には、世継子育地蔵尊を祀る地蔵堂が建っています。
その手前の萩は、小さな赤色の花をたくさん咲かせていました。
萩は、花が小さいので華やかさに欠けるのですが、これくらい咲いていると見ごたえがありますね。
それでは、地蔵堂にお参りをしましょう。
枝先まで、びっしりと赤色の花が咲いた萩。
まだ、地面には散った花が見られないので、どうやら萩は見ごろに入って間もないようです。
ムクゲも真っ白な花をたくさん咲かせていました。
ムクゲは、萩と異なり、例年より多くの花が残っているようでした。
これも暑さの影響でしょうか。
萩越しに見る山門。
間近で見る萩の花。
本堂前の萩は、まだ花数が少なく、見ごろはこれからになりそうです。
それでも、白色の萩だけは、多くの花を咲かせ見ごろに入っていました。
萩は、赤色の花をよく見かけますが、白色の花も咲いていることがあります。
白色の花の方が大きく見えるのは、色のせいでしょうか。
灯籠の隣の萩は、これから見ごろを迎えそうでしたよ。
常林寺では、9月19日に萩が見ごろに入っていました。
まだ、花数が少ない萩も見られたので、本格的な見ごろはこれからになりそうです。
9月23日頃に参拝すると、良さそうですね。
私が境内にいる間は、3人ほどの参拝者がいました。
9月でも、混雑することは稀ですから、落ち着いて萩を愛でることができますよ。
この後は、相国寺に参拝します。
なお、常林寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。