6月13日。
京都市左京区の平安神宮に参拝しました。
平安神宮では、毎年6月に1日だけ神苑が無料公開され、今年は6月13日がその日でした。
ハナショウブが見ごろを迎える頃に一般開放された神苑には、多くの参拝者が訪れ、梅雨の景色を楽しんでいました。
緑がいっぱいの南神苑で咲くアジサイ
平安神宮には、地下鉄の東山駅から北東に約10分歩くと到着します。
この日は、平安蚤の市が開催される日でもあったため、平安神宮の応天門へと続く参道には多くのお店が並んでいました。
人の数もとても多く、岡崎公園も大変賑わっていましたよ。
応天門をくぐり、広々とした境内を北に歩いて大極殿に向かいます。
そして、大極殿に上り、本殿にお参り。
お参りを済ませた後は、大極殿の西側の神苑入り口へ。
平安神宮の神苑は、南神苑、西神苑、中神苑、東神苑と趣の異なる4つの神苑から構成されています。
神苑に入って最初に目にするのは、南神苑の八重紅枝垂れ桜です。
梅雨を迎えた八重紅枝垂れ桜は、全身が緑色。
芝生も青々としていますね。
南神苑では、萩の花が咲いていました。
萩と言えば、9月に咲いている姿を見るものですが、平安神宮の萩はこの時期に花を咲かせます。
南神苑には、平安の苑が設けられており、四季折々の植物が見られるようになっています。
そして、梅雨の時期は、緑がいっぱいの中、アジサイが花を咲かせます。
以前は、それほどアジサイが多くなかった印象ですが、今年は、咲いている花が多かったです。
小川のほとりでは、ハナショウブも咲いており、アジサイと一緒に梅雨らしい光景を見られました。
南神苑のアジサイは、ちょうど見ごろを迎えており、西洋アジサイもみずみずしい青色の花を咲かせいます。
清らかな小川のほとりでは、ハンゲショウも植えられており、葉の表面が白色に変化していました。
ハンゲショウの葉は、6月終わりから7月初めにかけて、葉の色のが白くなるのですが、今年は例年より早く白色になっています。
ハンゲショウの近くでも、萩が小さな花を咲かせていました。
小さな花と言えば、足元で、ムラサキカタバミも咲いていました。
2cmほどの小さな花なので見落としがちですが、梅雨の時期は、ムラサキカタバミも、いろんなところで目にすることができますよ。
南神苑では、他にも、ホタルブクロやドクダミも見られました。
さらさらと流れる小川と一緒に見る花と緑は、清涼感を与えてくれますね。
この後は、西神苑にハナショウブを見に行きます。