4月中旬。
京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。
石清水八幡宮は、京都市の南西に位置し、平安時代に都の裏鬼門を守る王城鎮護の社として創建された歴史ある神社です。
今の時期の石清水八幡宮では、きれいな新緑や初夏の花を見ることができます。
新緑に包まれた境内
石清水八幡宮には、京阪電車の石清水八幡宮駅からケーブルに乗車し、男山の山上に向かうのが便利です。
ケーブルを降りて、3分ほど歩けば、石清水八幡宮の神苑に到着します。
私は、山道を通って、神苑の入り口に向かいました。
入り口付近では、カエデが黄緑色の若葉をつけ、初夏らしい景色を見ることができました。
この日は、晴れていたこともあり、新緑が透き通るようにきれいに見えましたよ。
神苑のエジソン記念碑の近くに建つ茶室付近も、新緑に包まれていました。
神苑の南側に建つ清峯殿付近も、カエデの若葉が美しいですね。
人も少なく静かで、時々、ウグイスの鳴き声が聞こえてきます。
初夏の花
参道にやって来ると、ハナミズキが白色の花をたくさん咲かせていました。
その奥では、カエデが赤色の葉を付けています。
ハナミズキの近くには、馳馬(はせうま)や競馬(きそいうま)の出発地点とされた一ツ石が置かれていますよ。
ここから一直線に馬が走っていたのでしょうね。
参道の先には南総門が建っています。
そして、南総門の奥には、本殿があります。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
厄除、開運のご利益がありますから、災厄が降りかからないよう、そして、運が開けるようお願いしておきます。
本殿にお参りをした後は、参道を北に歩き展望台へ。
展望台にも、多くのカエデが植えられています。
まだ葉を付けたばかりということもあり、黄緑色がとてもきれいです。
展望台には、ヤマブキも咲いていましたよ。
他にも、シャガも咲いており、何種類かの初夏の花を見ることができました。
展望台からの眺め。
この日は晴れていたものの、空がややかすんでいたので、あまり見晴らしは良くありませんでした。
それでも、眼下の新緑が美しく、すがすがしい気分になれましたよ。
竹の柵の上には、椿の花が乗せられていました。
椿は、そろそろ終わりが近づいており、石清水八幡宮の境内でも、所々で、花が落ちているのを見かけました。
展望台の下に行くと、ツツジもたくさん咲いていました。
ツツジが咲いている辺りは私有地ですが、ケーブルの駅へつながる道となっています。
帰りは、こちらからツツジを見ながら駅に向かいたいですね。
4月中旬の石清水八幡宮は、新緑がとてもきれいでした。
5月いっぱいは、黄緑色のカエデの新緑を見られるでしょう。
また、ツツジは、ゴールデンウィークの間はきれいに咲いていそうです。
この後は、神應寺に参拝します。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。