4月中旬。
京都市中京区の下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)に参拝しました。
下御霊神社には、3月に梅を見に来ました。
早いもので、梅の季節は終わり、そして、桜もソメイヨシノが葉桜となっています。
でも、下御霊神社では、今の時期に八重桜が見ごろを迎えます。
見ごろの八重桜と新緑
下御霊神社には、京阪電車の神宮丸太町駅から西に約7分歩くと到着します。
地下鉄の丸太町駅からだと、東に徒歩約8分です。
この日は、曇りと晴れを繰り返す天気でしたが、下御霊神社の鳥居の前にやってきた時には曇っていました。
鳥居と正門をくぐり境内に入ると正面に拝殿が建っています。
拝殿には、2基の鳥居が奉安されていました。
下御霊神社では、5月1日に神幸祭が行われます。
御輿は、すぐ近くの京都御苑内を巡行しますよ。
拝殿の後ろに本殿が建っています。
本殿の近くのカエデは、たくさんの若葉をつけ、新緑がまばゆかったです。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
祀られているのは、非業の死を遂げた人々の御霊で、災厄から身を守ってくれると伝えられています。
さて、八重桜ですが、拝殿の北側に植えられています。
すでに八重桜は見ごろを迎えており、やや赤い花びらを無数につけていました。
下御霊神社の八重桜は、普賢象(ふげんぞう)のようですが、花の色が割と濃く、関山(かんざん)に近い色をしています。
拝殿と一緒に見る八重桜。
京都は、ソメイヨシノの見ごろを終えたことから、人が少なくなっており、下御霊神社も、この日はほとんど参拝者がいませんでした。
境内の南西角に祀られている天満宮の前の白梅も、新緑がきれいでした。
まだ4月中旬ですが、初夏の景色が見られるようになってきています。
八重紅枝垂れ桜は、まだ花が残っていましたが、寂しい姿となり、見ごろを終えていました。
八重紅枝垂れ桜は、例年だと、ちょうど見ごろ時期なのですが、今年は3月末から4月初旬に見ごろを迎えたため、京都市内はどこも終わりが近くなっています。
境内の北西角に植えられているカエデも、新緑がきれいでしたよ。
本殿にお参りを済ませ、八重桜も見終えたので、そろそろ境内から出ましょう。
下御霊神社の八重桜は、4月16日頃までは見ごろを保っていそうです。
この後は、京都御苑に八重桜を見に行きます。
なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。