2月末に京都市東山区の豊国神社に参拝した後、法住寺にも参拝しました。
法住寺には、梅が数本植えられており、毎年2月中旬から3月中旬にきれいな花を咲かせます。
遅咲きの品種が多く、2月末だとまだ全体的な見ごろには早いのですが、そろそろ見ごろに入っている梅もあるだろうと思い、お参りしていくことに。
咲き始めた梅
法住寺には、京阪電車の七条駅から南東に約6分歩くと到着します。
市バスだと「博物館三十三間堂前」で下車して南に約3分歩くと到着します。
お隣の養源院は、2月の間は閉門していることが多く、この日も中に入ることができませんでした。
法住寺の山門の前には、つり雛展の案内が出ていますね。
つり雛展は、2月28日から3月3日までで、入場料は600円です。
山門脇の白梅は、咲き始めたばかりで、まだ花がちらほらと枝についている程度でした。
今年の京都は、梅の開花が例年より遅く感じます。
雪が降った影響ですかね。
山門をくぐった正面にあるお堂の玄関付近に植えられている背が低い紅梅は、見ごろを迎えていました。
背が低いながらも、たくさんの赤色の花を元気に咲かせています。
境内の南側に北向きに建つ不動堂にお参りをしましょう。
中には、後白河法皇の念持仏と伝わる身代り不動が祀られていますよ。
不動堂の東側に植えられている源平咲きの梅は、まだつぼみが膨らんでいる程度でした。
でも、よく見ると、白色の花が咲いていました。
源平咲きの梅は、遅咲きなので、2月末だとこんなものでしょう。
境内では、椿も花を咲かせていました。
山門近くに植えられている枝垂れ梅は咲き始め。
枝先に少しだけピンク色の花が咲いていましたが、見ごろを迎えるには、まだ時間がかかりそうです。
龍宮門前の紅梅が見ごろ
南西角の龍宮門から外に出ます。
龍宮門の前には、早咲きの紅梅が植えられており、ちょうど見ごろを迎えていました。
八重咲きの赤い花が枝先までびっしりとついています。
この日は、雲一つない青空が広がっており、紅梅の赤色がより濃く見えました。
奥に見える塀は三十三間堂のものです。
ちなみに三十三間堂では、毎年3月3日に春桃会(もものほうえ)が行われ、参拝者は無料で拝観できますよ。
法住寺の塀際に植えられている背が低い紅梅は、3分咲き程度でした。
隣には白梅も植えられていますが、こちらはまだつぼみでしたよ。
法住寺の梅は、2月末で早咲きの紅梅が見ごろとなっていましたが、その他は咲き始めの状況でした。
本格的な梅の見ごろは3月10日頃になりそうです。
この後は、文子天満宮に梅を見に行きます。
なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。