元日。
京都市東山区の豊国神社に参拝しました。
普段の豊国神社では、国宝三唐門の一つに数えられる唐門が閉ざされているのですが、正月三箇日は開門され、本殿の正面に行くことができます。
以前にも、元日に豊国神社に参拝したことがありますが、それは随分と前なので、今年は久しぶりに元日に当社を訪れることにしました。
兜をかぶった兎
豊国神社には、京阪電車の七条駅から北東に約7分歩くと到着します。
市バスだと、「博物館三十三間堂前」から北に徒歩約3分です。
正面通の豊国神社の鳥居の前にやって来ました。
広々とした正面通は、意外と車が走っていません。
でも、元日ということもあって、境内に入っていく車が普段より多いですね。
鳥居の前には、京都十六社朱印めぐりの案内が出ていました。
今年は、元日から2月15日まで実施されており、各神社で300円で御朱印をいただけます。
十六社すべてで御朱印をいただくと、記念品が授与されますよ。
鳥居をくぐって境内に入ります。
写真だと人が少なく見えますが、実際には、普段よりも多くの参拝者で賑わっていました。
豊国神社は、豊臣秀吉を祀っている神社で、参道のわきには、彼の像が置かれています。
扉が開いている唐門の前には、兜をかぶったウサギがいました。
このウサギは、京都美術工芸大学の学生さんが制作したものです。
昨年は、同じ場所に招福白虎がいましたが、卯年になったことで役目を終えたようです。
本殿に参拝
唐門をくぐって本殿がある敷地に進みます。
拝殿の前には、長い行列ができていますね。
100人くらいは並んでいるでしょうか。
本殿の前の拝所は、2人分くらいの広さしかないので、一度に参拝できる人の数が少なく、100人くらいの列でも10分以上待たなければなりませんでした。
徐々に本殿に近づいてきました。
そして、本殿の前まで来たところで、お賽銭を入れお参りをします。
出世開運を授けれくれる神社ですから、昇進を祈願しておくと良いでしょう。
本殿の隣には、豊臣秀吉の正室の北政所(きたのまんどころ)を祀っている貞照神社もあります。
こちらも、普段は正面まで来ることができないので、しっかりとお参りしておきましょう。
本殿に参拝を済ませた後は、唐門から出て、境内の北側に祀られている稲荷大明神のもとへ。
お稲荷さんと言えば、商売繁盛のご利益ですから、仕事がうまくいくようにお願いしておきたいですね。
唐門の前では、卯年の巨大絵馬も設置されていました。
黒色のウサギと豊臣家の桐の紋、そして、波が描かれています。
当社が出世開運のご利益を授けてくれることも、しっかりと書かれていましたよ。
授与所では、様々なおみくじが引けるようになっていました。
左から幸福おみくじ、金勝みくじ、戦国武将みくじです。
どれでも、好きなおみくじを引いてください。
元日の豊国神社は、さすがに普段よりも人が多かったです。
以前に参拝した時は、もっと少なかったんですけどね。
時間帯によって初詣客が多い時と少ない時があるのでしょう。
出世開運をお願いしたい方は、ぜひ、豊国神社に新年の早い時期に参拝してください。
この後は、北隣の方広寺に参拝します。
なお、豊国神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。