11月下旬に京都市上京区の京都御苑に紅葉を見に行った後、東隣の梨木神社(なしのきじんじゃ)に参拝しました。
梨木神社には、参道や本殿付近に多くのカエデが植えられており、晩秋になると紅葉を見ることができます。
例年だと、11月の終わりから12月の初めにかけてが紅葉の見ごろ時期なのですが、今年の京都の紅葉は例年より数日早く見ごろを迎えているため、梨木神社も、月末を待たずに見ごろを迎えているだろう思い訪れた次第です。
本殿周囲の紅葉が見ごろ
梨木神社には、地下鉄の今出川駅から南東に約7分歩くと到着します。
京阪電車だと、出町柳駅から南西に徒歩約10分です。
西隣の京都御苑から梨木神社に訪れたので、参道をショートカットし、神門付近の西側の入り口から境内に入りました。
神門の前にやって来ると、予想したとおり、紅葉が見ごろを迎えていました。
萩の葉もきれいに黄葉しています。
萩に近づくと、まだ紫色の花が咲いていました。
梨木神社は、萩の宮とも呼ばれる萩の名所で、毎年9月に萩の花を見ることができます。
晩秋には、葉が黄色くなり、カエデの紅葉と萩の黄葉を同時に観賞できます。
このような風景は、梨木神社ならではですね。
神門をくぐります。
拝殿の近くの紅葉も見ごろです。
萩の黄葉もきれいです。
今年の紅葉は、例年より鮮やかな赤色をしています。
本殿の後ろの紅葉も見ごろ。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
拝殿の西側には、「Haiku for Peace」と題して、多くの俳句が展示されていました。
今年の3月にロシアがウクライナに侵攻し、それを受けて世界中から平和を望む俳句が届いているとのこと。
ロシアの方やウクライナの方の俳句も掲載されています。
また、日本国内からも、各界の著名人の方々が俳句を届けています。
神門の向こうにきれいに黄葉したイチョウも見えます。
イチョウの黄葉も見ごろですね。
参道の紅葉
神門を出て参道へ。
参道のカエデも、良い具合に色づき、晩秋らしい風景を見せてくれました。
時刻は、まだ午後2時前だったのですが、すでに夕方のような日差しです。
梨木神社では、最近、参道にカフェも開業しました。
温かい飲み物を飲みながら紅葉を見られますね。
鳥居の近くのカエデも、今年は紅葉がきれいでした。
萩の葉もほとんどが黄色くなり、モミジの赤色との対比が見事でしたよ。
梨木神社では、11月27日まで「京都・梨木神社 光の宮」と題した夜間拝観が行われています。
実施されるのは、金・土・日です。
拝観料は2,500円で、事前クレジットカード払いと梨木神社の看板に書かれていましたが、京都・梨木神社 光の宮の公式サイトには、当日、現金・クーポン払いもできると記されていました。
午後6時30分から午後7時30分と午後7時30分から午後8時30分の2部制となっており、拝殿で様々な舞踏が行われるそうです。
梨木神社の紅葉は、11月末までは見ごろを保っていそうですよ。
なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。