11月中旬。
京都市東山区の豊国神社に参拝しました。
豊国神社は、豊臣秀吉を祀る神社で出世開運のご利益を授けてくれることで有名です。
この時期の豊国神社では、鳥居の近くに植えられているイチョウが黄葉し、1年のうちで最も美しい姿を見せてくれます。
黄葉が見ごろ
豊国神社には、京阪電車の七条駅から北東に約6分歩くと到着します。
市バスだと、「博物館三十三間堂前」で下車し、北に徒歩約5分です。
正面通に面する豊国神社の鳥居の前にやって来ました。
鳥居よりも背が高いイチョウは、すでに全身が黄色くなり、黄葉が見ごろを迎えていました。
鳥居をくぐって境内へ。
手水鉢には蓋がしてあり、その上に置かれたひょうたんの先から自動的に水が流れるようになっています。
新型コロナウイルスの流行以来、神社やお寺では、このような自動式の手水が多く見られるようになりましが、今後もこのままなのでしょうか。
参道わきの豊臣秀吉。
奥に見えるのは、国宝三唐門の一つに数えられる唐門です。
イチョウ以外の木々も色づき、秋の深まりを感じます。
それでは、唐門の前から本殿にお参りをしましょう。
本殿と唐門の間には拝殿が建っています。
本殿近くのカエデが色づき始めていますが、ここからだと見えにくいですね。
カエデの下の方の枝は、まだ緑色です。
唐門の前には、招福白虎がいます。
寅年が残り少なくなってきましたが、年が明けるといなくなるのでしょうか。
唐門の柱には、ひょうたんの絵馬がたくさん吊るされています。
夏には、唐門の近くに本物のひょうたんもあったのですが、今はなくなっています。
手水舎越しに見るイチョウ。
私が豊国神社にいる時間帯は、雲が多く、境内が薄暗かったです。
もっと晴れていると、イチョウの黄色がより美しかったでしょうに。
見上げるイチョウ。
白雲を背景にすると、黄葉の美しさが半減しますね。
最後にイチョウ越しに唐門を眺めて豊国神社から出ました。
豊国神社のイチョウは、11月中旬ですでに黄葉が見ごろを迎えていました。
黄葉の見ごろは、11月20日までは続くと思います。
この後は、智積院に紅葉を見に行きます。
なお、豊国神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。