12月10日に京都市下京区の東本願寺に参拝しました。
東本願寺には、境内にイチョウが数本植えられており、秋になると黄葉した美しい姿を見せてくれます。
すでに12月に入っていることから、京都市内では、ほとんどのイチョウが散っています。
東本願寺のイチョウも、そろそろ終わりが近そうですね。
まだ見ごろを保つイチョウ
東本願寺には、京都駅から北に5分も歩けば到着します。
烏丸通の中央にある噴水にアオサギがいました。
アオサギはゆっくりと歩き、噴水の中の獲物を狙っているようです。
噴水越しに見る東本願寺の御影堂門(ごえいどうもん)
時刻は、午後4時近くになっていたので、空が薄暗いです。
12月は日が暮れるのが早いですね。
御影堂門をくぐった正面に立つ大きな建物は御影堂です。
中には、浄土真宗の開祖の親鸞聖人の御影が祀られています。
堂内に入ることもできますが、今回は、外からお参りすることに。
御影堂門の少し北側に植えられているイチョウが、まだ美しく黄葉していました。
今年は、イチョウが長持ちしていますね。
でも、境内の中央に植えられているイチョウは、3分の1ほどしか葉が残っておらず、足元が黄色くなっていました。
イチョウの奥に見える建物は、阿弥陀堂です。
塀際のイチョウも多くの葉を散らし、黄色いじゅうたんを作っていました。
イチョウのじゅうたんを見ると、秋が終わり冬が到来したのだなと感じます。
見上げるイチョウ。
奥には、鐘楼が見えます。
東本願寺は、一般参拝者が入れる場所にはほとんどカエデが植えられていません。
カエデは、阿弥陀堂の南側に少しだけですね。
そのカエデも、紅葉が終わりに近づいていました。
なんとも寂しい風景であります。
振り向くと、雄大な御影堂門と散りゆくイチョウ。
私が東本願寺を訪れた日で、最も美しく黄葉していたのが、阿弥陀堂門脇に植えられているイチョウでした。
夕日に照らされたイチョウは、まさに金色の輝き。
今年最後の紅葉狩りで、とてもきれいなイチョウを見ることができましたよ。
この後は、嵐山花灯路を見に来ます。
なお、東本願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。