12月10日から19日まで行われている嵐山花灯路を見に行ってきました。
竹林の小径のライトアップを見て、その後にやってきたのは落柿舎(らくししゃ)の前です。
落柿舎前には広い敷地があり、毎年、嵐山花灯路では様々な展示が行われています。
今年は、これまでになかった光のアートを落柿舎前で見ることができます。
地面に浮かび上がる光のアート
落柿舎前に到着。
背の高い行灯は、京都のハイテク企業ロームが制作したものです。
嵐山花灯路では、「ロームが灯す灯りと花の路」と題し、嵯峨・嵐山地域の自然景観や、歴史的文化遺産などを生かし、日本情緒豊かな陰影のある露地行灯の「灯り」と、ボリューム感のあるいけばな作品の「花」で演出されます。
散策中は、常に足元を行灯が照らしてくれているので安心です。
落柿舎前の敷地に光が灯されています。
青白い光は、はっきりと形がわかりません。
でも、近くのセンサーにスマホをかざすと、シャリーンという音とともに明るい赤色の光が六角形の星を作り出します。
同じような仕掛けは少し北側にもあり、スマホをセンサーにかざすとたくさんの葉が舞うような光のアートが作り出されます。
今回の嵐山花灯路では、会場の各所で「NAKEDディスタンス提灯」を500円で貸し出しています。
提灯の模様が地面に映るのもきれいですから、レンタルしてみてください。
ちなみに落柿舎前が提灯の返却場所になっていますよ。
嵐山花灯路では、落柿舎もライトアップされているので、時間があれば見ておきたいですね。
落柿舎前から北に向かって歩きます。
途中に長神の杜があり、以前は嵐山花灯路の会場の一つになっていましたが、今年はライトアップされていません。
今回の嵐山花灯路は、例年と比較すると規模が縮小されているようです。
嵐山花灯路の会場の一番北にある二尊院にやって来ました。
二尊院は門が閉まっていましたが、生け花が門前に展示されていましたよ。
二尊院の前からは、無料ジャンボタクシーも出ているので、JR嵯峨嵐山駅から帰る場合は、無料ジャンボタクシーに乗るのが便利です。
また、無料ジャンボタクシーは、渡月橋の近くにも送ってくれるので、会場の南側にお越しの場合も利用すると良いでしょう。
二尊院から引き返し再び落柿舎前へ。
来るときに見なかった緑色の光が敷地に映し出されていましたよ。
落柿舎前の光のアートは、参加型となっており、これまでとは趣向が異なっていました。
最後の嵐山花灯路を満喫できるすばらしい仕掛けですね。
この後は、嵐山のライトアップを見に行きます。