11月下旬に京都市下京区の渉成園にライトアップを見に行ってきました。
渉成園は、東本願寺の飛地境内で、2021年11月13日から12月8日までライトアップが実施されています。
日中の拝観には500円以上の寄付が必要なのですが、今回のライトアップは、なんと無料で見ることができます。
こんなお得な機会が次もやってくるかどうかわからないので、ライトアップの情報を知ってすぐに渉成園を訪れた次第です。
印月池のほとりで見ごろを迎えた紅葉
渉成園は、京都駅から北東に約7分歩いた場所にあります。
入り口の西門には、ライトアップの案内が出ていますね。
ライトアップの時間は、18時から21時まで。
最終受付は20時30分です。
18時を少し過ぎたころに渉成園に到着すると、西門の奥の受付に列ができていました。
50人くらい並んでいたでしょうか。
受付では、検温と消毒が行われます。
マスクの着用も必要なので、忘れずに持っていきましょう。
順路に従い、歩いていくと、最初に臨池亭(りんちてい)と滴翠軒が現れます。
両方の建物の前には池があり、周囲の景色が証明で照らされ、水面に映りこんでいました。
こういった景色を見られるのは、ライトアップならではですね。
南東に向かって園内を歩きます。
渉成園の東半分は、印月池(いんげつち)と呼ばれる池になっており、そのほとりに植えられたカエデがきれいに紅葉していました。
照明がよく当たっているモミジは、赤色が美しいですね。
枝先まで真っ赤であります。
夜間に紅葉を撮影すると、色が暗く写りやすいです。
肉眼で見たのと同じような色で撮影するには、カメラのホワイトバランスを「曇り」に設定するのがおすすめです。
離れた場所から印月池越しに紅葉を眺めます。
水面に映る紅葉もきれいですね。
日中の拝観では、印月池に架かる侵雪橋(しんせつきょう)を渡れますが、夜間拝観では、足元が危険なためか渡ることができませんでした。
また、その他の場所も一部の立ち入りができないようになっていました。
園内の南側から、印月池を眺めます。
池のほとりの暖色系の明かりが、温もりを与えてくれているようであります。
漆黒の池の向こうの木々もライトアップされ、遠くの景色も楽しめるようになっていましたよ。
印月池のほとりには、漱枕居(そうちんきょ)という建物があり、その中の明かりも水面に映りこんでいました。
そろそろ渉成園から出ることに。
京都駅方面に目をやると、京都タワーがピンク色に光っていました。
渉成園からも、京都タワーを見ることができますよ。
渉成園の紅葉は、見ごろ時期が遅めなので、12月上旬まで楽しめると思います。
12月8日までライトアップが行われていますから、まだ京都に紅葉を見に来られていない方は、渉成園のライトアップを見に行ってはいかがでしょうか。
なお、渉成園の詳細については以下のページを参考にしてみてください。