10月22日に京都市左京区の平安神宮で時代祭を見た後、神苑を拝観しました。
南神苑を見て、次に向かったのは西神苑です。
1つだけ残ったスイレン
西神苑の入り口付近には、立派なアカマツが植えられています。
アカマツの向こうには白虎池が配され、水面に周囲の木々が映り込んでいましたよ。
白虎池と言えば、6月のハナショウブが非常にきれいで、毎年、この時期には多くの観光客の方が訪れます。
6月にも、神苑の無料公開が行われるので、その時に平安神宮を訪れるのがおすすめです。
10月の西神苑は、白虎池が静まり返り、周囲の景色を水面に映すだけとなっています。
少々、物足りなく感じますが、心静かに池畔を歩きたい方には良い時期ではないでしょうか。
11月の紅葉時期になると、京都には、多くの旅行者や観光客が訪れるので、静かに観光名所を拝観したい方は、10月に京都を訪れたいですね。
この日は、晴天だったため、白虎池には爽やかな青空も映っていましたよ。
池の中にある石の上でカモが昼寝をしていますね。
白虎池では、6月から9月にかけてスイレンが花を咲かせます。
スイレンは、すでに葉が浮かんでいるだけの状況でしたが、1つだけ赤色の花が残っていました。
今年のスイレンは、これで見納めでしょうね。
西神苑の東側から白虎池と秋空を眺めます。
晴れた日の秋空は心が和みます。
日差しを受けた葉が、黄緑色に輝いていました。
葉には、少し黄色も混ざり、秋が深まりつつあるのを感じます。
白虎池の北側には、隠れるように滝があり、水が流れ落ちています。
そして、白虎池のほとりでは、ハナショウブの草だけが残り、まるでネギを植えているようでしたよ。
先ほどのカモは、まだ石の上で昼寝をしています。
ぽかぽかと暖かい陽気でしたから、気持ちが良いのでしょうね。
10月の西神苑は、ただ白虎池のほとりを歩いただけでしたが、のんびりと心の洗濯ができました。
この後は、中神苑を見に行きます。