7月下旬に京都市左京区の南禅寺に参拝した後、近くの最勝院にも立ち寄りました。
南禅寺は有名なお寺で、旅行者や観光客の姿をよく見かけますが、最勝院を訪れる人は少ないです。
特に京都の観光客が減る夏は、最勝院で人を見かけることはほとんどないですね。
本堂の前でキキョウが咲く
最勝院の最寄り駅は、地下鉄の蹴上駅です。
駅からは、北東に徒歩約10分です。
南禅寺の境内を通って水路閣にやってきました。
水路閣をくぐって山の中に入っていく途中に最勝院があります。
最勝院の入り口の前にやってきました。
この付近は、カエデの葉に覆われて日陰が多く、水路閣の水も流れているためか、ひんやりとしています。
石段を上り、参道を歩きます。
そして、山門をくぐって境内へ。
境内に入ると、正面に本堂が建っています。
本堂の少し前では、キキョウが、青色の花をたくさん咲かせていました。
キキョウは、この1ヶ所だけにしか植えられていませんが、本堂の前とあって、とても目立っています。
青色の花に混ざって白色の花が咲いていますね。
キキョウの後ろには、アジサイも見えます。
キキョウは、すでに萎れている花もありましたが、つぼみが多く残っていたので、8月中旬までは、きれいな花を咲かせていそうです。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
ここ最勝院は、永観堂の住持を務めた駒道智大僧正が隠棲した地です。
当院には、駒道智大僧正が祀られています。
山の中に入っていくと奥の院がありますが、今回は、そこまでは行かないことに。
山の中は涼しそうですが、奥の院まで行くのにたくさんの汗をかき、体が疲れそうですからね。
先ほど見たアジサイに近づくと、花が、そろそろ終わろうとしていました。
本格的な夏が到来し、京都ではほとんどのアジサイが終わっていますが、最勝院では、まだきれいな花が少しだけ咲いています。
境内から空を見上げます。
緑色の山が、まさに夏といった感じであります。
それにしても、境内は、よく日が差すので暑いです。
こちらは縁結びの松。
松にサルスベリとカエデがくっついていますよ。
サルスベリの花も見られるかなと思ったのですが、まだ咲いていませんでした。
8月には、サルスベリも花を咲かせていることでしょう。
本堂にお参りを済ませ、キキョウも見たことですし、そろそろ境内から出ます。
帰りは、再び南禅寺の境内を歩きます。
南禅寺の参道も、日陰が少なく、非常に暑かったです。
なお、最勝院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。