初秋の護浄院に参拝・2020年

9月中旬。

京都市上京区の護浄院に参拝しました。

護浄院は、あまり聞きなれないかもしれませんが、清荒神(きよしこうじん)と言えば、ご存じの方がいらっしゃると思います。

常施無畏寺(じょうせむいじ)というのが正式名称ですが、こちらの名はほとんど知られていませんね。

キキョウと萩がひっそりと咲く境内

護浄院には、京阪電車の神宮丸太町駅から北西に10分ほど歩くと到着します。

鴨沂高校(おうきこうこう)の近くですね。

今回は、左京区の熊野神社に参拝した後だったので、護浄院まで15分ほど歩きました。

護浄院の山門は北向きに建っています。

山門

山門

山門をくぐって境内に入ります。

境内

境内

無人。

観光で訪れる人が少ないお寺なので、普段は、境内で人を見かけることはあまりないですね。

山門は北向きに建っていますが、本堂は南向きに建っています。

その本堂の前には、石造りの鳥居も立っていて、神社のようです。

本堂

本堂

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本尊として祀られているのは、清三宝大荒神で、今から1200年前の光仁天皇の皇子開成親王の作と伝えられています。

かつては、摂津の国に祀られていましたが、後小松天皇の勅により乗厳が醒ヶ井高辻に勧請(かんじょう)。

慶長5年(1600年)に現在地に移され、後陽成天皇自作の如来荒神尊七体を合わせ祀り、長日の祈願を行い、元禄10年(1697年)に護浄院の院号を賜りました。

清三宝荒神はまた、一般家庭で、かまどの上に祀られ火の守護神としても崇敬されています。

本堂の西側には、「清浄水(しょうじょうすい) 無垢(むく)の井」があります。

清浄水 無垢の井

清浄水 無垢の井

毎月28日の縁日に供養として無料接待されますよ。

わたしも、以前に水を汲ませていただいたことがあります。

本堂前の鳥居の下では、キキョウがひっそりと花を咲かせていました。

キキョウ

キキョウ

境内の東側には、夫婦円満・縁結びの道祖神もいらっしゃいますよ。

道祖神

道祖神

境内の北側には、お地蔵さまもいらっしゃいます。

延命地蔵尊

延命地蔵尊

境内の東側には、細長いお堂が建っており、弁財天、准胝観音、不動明王などが祀られていますよ。

弁財天

弁財天

そのお堂の前には、光格天皇御胞塚(こうかんてんのうおんえなづか)があります。

光格天皇御胞塚

光格天皇御胞塚

胞とは、へその緒のことです。

光格天皇は、第119代天皇で、明治天皇の曽祖父に当たります。

境内に光格天皇御胞塚があるということは、護浄院が皇室と縁があったということなのでしょうね。

境内では、萩が咲き始めていました。

萩

まだ、少しだけしか咲いていませんでしたが、9月末には見ごろとなっているのではないでしょうか。

そろそろ護浄院から出ましょう。

この後は、梨木神社に萩を見に行きます。

なお、護浄院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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