晩夏の真如堂で咲くムクゲと花手水・2020年

8月下旬に京都市左京区の金戒光明寺に参拝した後、北隣の真如堂を訪れました。

真如堂は、春の桜秋の紅葉がきれいなお寺ですが、その他の季節でも、様々な植物を観賞できます。

夏は、駐車場でムクゲがたくさんの花を咲かせますし、9月に入ればフヨウや萩も見ることができますね。

終わりかけのムクゲ

真如堂は、市バス停「錦林車庫前」から西に5分ほど歩くと到着します。

金戒光明寺から北に歩き、真如堂の参道前にやってきました。

参道

参道

参道わきには、背の低い松が並んでいます。

参道の南側にはフヨウが植えられているのですが、まだ花は咲いていませんでした。

そろそろ咲き始めているかなと期待したのですが。

参道の先の赤門をくぐります。

赤門の向こうは駐車場となっていて、その奥では、カエデなどの木々が緑色の姿を見せてくれました。

参道の緑

参道の緑

駐車場のムクゲは、咲いてはいたものの、しおれている花が目立ちました。

ムクゲのアップ

ムクゲのアップ

連日の猛暑に耐えられなかったのでしょう。

お盆を過ぎれば涼しくなってきそうなものですが、暑さが弱まる気配はなく、毎日が猛暑日です。

赤色のムクゲも咲いていましたが、ちょっと元気がなさそうですね。

赤色のムクゲ

赤色のムクゲ

晩夏の境内

緩やかな上り坂の参道を進みます。

参道を上りきると、奥に大きな本堂が建っています。

本堂

本堂

手水屋では、秋らしさを感じられる花が添えらえていましたよ。

花手水

花手水

この花手水を見ていると、涼しい気分になりますね。

それでは本堂にお参りをしましょう。

本堂付近から三重塔を眺めます。

花の木と三重塔

花の木と三重塔

手前の花の木は、カエデよりも早く紅葉しますよ。

今はまだ緑色ですが、上の方の葉は、少し赤くなっていますね。

三重塔の頭上には、真っ白な雲が浮かんでいますが、境内は太陽の光に照らされ非常に暑かったです。

赤崎弁天前の池は、周囲のカエデを水面に映し緑色になっています。

赤崎弁天前の池

赤崎弁天前の池

池のほとりの東屋から眺めていますが、屋根が日差しを遮ってくれているだけでも、暑さをしのげます。

本堂の南側には、大きな阿弥陀さまが座っていらっしゃいます。

阿弥陀さま

阿弥陀さま

阿弥陀さまの前には拝所のような建物が建っているため、阿弥陀さまに気づかない人も多いことでしょう。

私も、これまで何度も真如堂に参拝していますが、阿弥陀さまには、全然気づきませんでしたよ。

本堂の裏のカエデの緑が涼しげであります。

本堂裏のカエデ

本堂裏のカエデ

木陰に入るだけでも、幾分暑さがましになりますね。

8月下旬の真如堂では、参拝者の姿がちらほらと見られました。

誰もいないと思っていたのですが、暑くても真如堂に参拝する人は意外と多いようです。

なお、真如堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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