5月下旬。
京都市東山区の清水寺にサツキを見に行った後、大谷祖廟を訪れたました。
大谷祖廟は、東本願寺の廟所で、参道に多くのサツキが植えられており、そろそろ花を咲かせているはずです。
参道のサツキ
清水寺から大谷祖廟に向かう途中、八坂の塔を眺めました。
いつもなら、この辺りは、旅行者や観光客の方で賑わっているのですが、この日はほぼ無人。
普段は、人を入れずに撮影するのが難しい八坂の塔ですが、この日はいとも簡単に撮影できましたよ。
大谷祖廟の参道の前に到着しました。
大谷祖廟の最寄り駅は京阪電車の祇園四条駅です。
駅からは、東に徒歩約10分です。
参道の北側では、サツキが、割と多くの花を咲かせていました。
まだ見ごろには若干早い感じですね。
参道の南側のサツキは、咲き始めたばかりです。
南側の方が日当たりが悪いので、咲き始めたのが遅かったのでしょうね。
総門まで一直線に延びるサツキ。
総門は、安政4年(1857年)以前に移築されたものと考えられていましたが、近年の修復工事の際に見つかった棟札から文久2年(1862年)の建立であることがわかりました。
境内のサツキ
総門をくぐって境内に入ります。
まずは本堂にお参りをしましょう。
本堂は元禄14年(1701年)に建立されたもので、大谷祖廟の境内で最も古い建物です。
中に入ってお参りもできますよ。
境内にもサツキが所々に植えられています。
こちらのサツキは背が低いですね。
石段を上って御廟に向かいます。
御廟の唐門の扉が金色。
御廟には、浄土真宗の開祖の親鸞聖人の御骨が安置されています。
御廟も拝所も平成22年(2010年)に修復が行われています。
この時の修復で、御廟の唐門は檜皮屋根の葺き替えが行われ、それとともに唐門及び透塀(すきべい)の彫刻を創建当初の姿に復元しています。
ということは、江戸時代も、唐門の扉は金色だったんですね。
御廟にもお参りを済ませたので、石段を下りて本堂の前に戻ります。
本堂の前のサツキは、見ごろを迎えていました。
サツキは6月上旬まで見ごろを保っていると思います。
参道のサツキも、6月上旬に最も華やかになっていそうですね。
この後は、八坂神社にサツキを見に行きました。
なお、大谷祖廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。