3月末に京都市山科区の毘沙門堂に参拝しました。
毘沙門堂は、桜の名所として知られており、例年だと4月上旬に境内で見ごろを迎えます。
2020年の京都は、暖冬の影響から桜の開花が早まっており、京都各所で3月末に桜が満開になっています。
毘沙門堂のソメイヨシノも、例年より早く咲き始めており、そろそろ見ごろとなっているはずだと思い、毘沙門堂に向かいました。
ソメイヨシノが満開
毘沙門堂の最寄り駅は、JRの山科駅、または地下鉄の山科駅です。
どちらの駅からも、北に徒歩約10分で毘沙門堂に到着しますが、緩やかな上り坂が続くので、ゆっくり歩くと15分くらいかかります。
毘沙門堂の入り口前では、ソメイヨシノが見ごろを迎えていました。
でも、このソメイヨシノは、民家の庭に植えられているものです。
毘沙門堂近くに建ち並ぶ民家には、立派なソメイヨシノが何本も植えられているので、春は毘沙門堂に行く途中から、お花見を楽しめます。
境内の入り口にある極楽橋を渡り、仁王門に向かいます。
仁王門の前には、急な石段があります。
上りきるのは、結構大変です。
石段を上りたくない方は、西の駐車場から境内に入ると良いでしょう。
表門をくぐった正面に本堂が建っているので、まずはお参り。
毘沙門堂では、新型コロナウイルス感染拡大の予防のため、境内でのマスクの着用を呼びかけています。
なので、毘沙門堂に参拝する際は、マスクを持参するようにしましょう。
一切経蔵近くの八重紅枝垂れ桜は、咲き始めて間もない状況。
それでも、3月末に咲き始めているのは早いですね。
霊殿脇のソメイヨシノが満開です。
この日は、曇り空だったので、写真だとちょっとわかりにくいですが、枝全体にびっしりと花が咲いていましたよ。
宸殿(しんでん)前の立派な枝垂れ桜は、毘沙門枝垂れと呼ばれており、5分咲き程度まで咲き進んでいました。
ソメイヨシノが満開になっていたので、毘沙門枝垂れも満開になっているかなと思ったのですが、見ごろにはやや早かったですね。
なお、宸殿の前に建つ勅使門が工事中なので、毘沙門枝垂れが例年よりも見づらくなっています。
境内の西の駐車場近くに植えられている枝垂れ桜は満開です。
近くのソメイヨシノも見ごろ。
駐車場と境内を仕切る塀近くに植えられているソメイヨシノも美しく咲いています。
晴れていれば、もっと美しく見えたことでしょうね。
再び、霊殿の近くに戻ってきました。
先ほど見たソメイヨシノは、こちらの角度から眺めた方がきれいに見えますね。
毘沙門堂の境内では、椿もたくさん咲いていましたよ。
赤色の他に白色や絞りの入ったものなど、様々な種類の椿が植えられています。
春に毘沙門堂に参拝した際は、椿も見ておきたいですね。
毘沙門堂から外に出て西側の小高い丘にやってきました。
ここから毘沙門堂の石段下の桜を眺めるのもおすすめ。
参拝後には、ここからも桜を見てください。
毘沙門堂のソメイヨシノは4月5日までは見ごろを保っていそうです。
毘沙門枝垂れは、4月1日頃に満開になるのではないでしょうか。
私が毘沙門堂に参拝した日は、参拝者がとても少なかったです。
今春の毘沙門堂では、静かに桜を見ることができますよ。
なお、毘沙門堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。