要法寺で見ごろを迎えた三春滝桜・2020年

3月末。

京都市左京区の要法寺(ようぼうじ)に参拝しました。

要法寺には、本堂の両脇に三春滝桜が植えられています。

毎年春になったら、三春滝桜を見に行きたいなと思いながら、春になるとすっかり忘れてしまい、咲いている姿をこれまで見たことがありません。

今年は、要法寺の三春滝桜のことを忘れずに覚えていたので、咲いている姿を見ることができました。

見ごろと散り始めの三春滝桜

要法寺の最寄り駅は、地下鉄の三条京阪駅または京阪電車の三条駅です。

駅からは、東に5分ほど歩くと、要法寺の表門の前に到着します。

表門は普段は閉ざされていますが、その近くの通用口から境内に入ることができます。

境内に入ると、正面に鐘楼が建ち、その奥に大きな本堂が建っています。

鐘楼と本堂

鐘楼と本堂

この日は曇り空だったので、境内がうす暗く感じます。

本堂

本堂

それでも、本堂の東側に植えられている三春滝桜が見ごろを迎えており、薄紅色の一重の花が境内を少しばかり明るくしていました。

本堂東側の三春滝桜

本堂東側の三春滝桜

要法寺の三春滝桜は、植えられてまだ数年しかたっていないので、背はそれほど高くありません。

でも、順調に生長しており、人の背よりも高くなっています。

三春滝桜を間近で鑑賞。

三春滝桜のアップ

三春滝桜のアップ

薄紅色が可憐であります。

まだつぼみが残っているので、これからもっと華やかになりそうです。

角度を変えて、庫裡(くり)を背景に三春滝桜を眺めます。

三春滝桜と庫裡

三春滝桜と庫裡

それでは本堂にお参りをしましょう。

本堂にお参りを済ませた後は、西側の三春滝桜を観賞します。

本堂西側の三春滝桜

本堂西側の三春滝桜

こちらの三春滝桜は、すでに散り始めており、葉が生え始めていました。

色も白くなっており、見ごろを終えようとしています。

それでも、まだ一部の枝には多くの花が残り、その名のとおり滝のように花が咲いていました。

三春滝桜と鐘楼

三春滝桜と鐘楼

本堂の前には清涼池があります。

本堂と清涼池

本堂と清涼池

清涼池では、毎年ゴールデンウィーク頃にカモの雛が誕生します。

清涼池に架かる橋の下を覘いてみると、カモがいました。

清涼池のカモ

清涼池のカモ

筏のような板の上には箱が置かれています。

箱の中にもカモがいました。

もしかしたら卵を温めているのでしょうか。

今年もカモの雛が誕生すると良いですね。

清涼池のほとりでは、芝桜も、白色、赤色、青色の花を咲かせていましたよ。

芝桜

芝桜

要法寺は、いつも人がいません。

私がお参りした時も、無人の状態でした。

要法寺に三春滝桜が植えられていることを知っている人は、まだまだ少ないので、静かに観賞できますよ。

三春滝桜は、4月2日頃までは見ごろを保っていそうですが、本堂西側の三春滝桜はそれまでには散っているかもしれません。

なお、要法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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