2月下旬に京都市中京区の錦天満宮に参拝しました。
天満宮と言えば、学問の神さまの菅原道真。
菅原道真と言えば梅。
そう、この時期は各地の天満宮で梅が花を咲かせ、錦天満宮でも境内に植えられた数本の梅の木が華やかになっているはずです。
花数が少ない梅
錦天満宮には、阪急電車の京都河原町駅から北西に約5分歩くと到着します。
アーケード街の新京極通沿いに建つ錦天満宮は、いつも旅行者や観光客で賑わっています。
でも、この日は、入り口に来ても、人の気配がほとんどありません。
境内に入ると、本殿の前も無人の状態。
やはり、新型コロナウイルスの影響で、海外からの旅行者の数が減っているようです。
早くウイルス騒ぎが沈静化するように天神さまにお願いをしておきましょう。
錦天満宮には、本殿近くに梅の木が植えられているのですが、全く花が咲いていませんでした。
どうやら、暖冬の影響で早く咲いて早く散ったようです。
本殿の北側にも数本の梅の木が植えられているので、見に行ってみましょう。
参拝者が木に結んだ大願梅がたくさん宙に浮いています。
ジンチョウゲが、たくさんの花を咲かせていました。
でも、肝心の梅は、すでに見ごろを終えており、ちらほらと咲いている程度でした。
背の高い白梅は、木の上の方は華やかでしたが、下の方の枝にはほとんど花が残っていません。
塩竈神社近くの紅梅も上の方に花が残っているだけです。
この紅梅は、全体的に枝が短く寂しい姿になっていました。
ほとんど花が散った白梅の枝には、花の残骸だけが付いています。
枝先に花が少しだけ咲いているのを見ると、梅が終わりに近づいているのを感じますね。
梅はほとんど咲いていませんでしたが、水盤にはきれいな花が飾られ、境内を華やかにしていましたよ。
今年の京都の梅は、どこも開花が早かったため、3月を待たずに見ごろを終えている所もあります。
この様子だと、3月10日までに多くの梅の名所で、見ごろが終わっているかもしれません。
京都に梅を見に行く予定の方は、できるだけ早くお越しください。
なお、錦天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。