2月下旬に京都市東山区の法住寺に参拝しました。
この時期の法住寺では、梅が花を咲かせます。
梅の木は数本しかありませんが、満開になると冬の境内が華やかになりますね。
咲き進むのが早い梅
法住寺は、京阪電車の七条駅から東に徒歩6分ほどの場所に建っています。
三十三間堂の東隣ですね。
市バスだと「博物館三十三間堂前」で下車して徒歩約3分です。
法住寺の山門の前に到着。
山門近くには、白梅が植えられているのですが、すでにほとんどの花が散っていました。
例年だと、2月下旬に見ごろとなるのですが、今年は暖冬の影響で開花が早く、すでに終わりかけです。
今年の京都の梅は、どこも1週間から2週間くらいは開花が早いですね。
山門をくぐった先には、背の低い白梅が多くの花を咲かせていました。
この梅の木が大きく育つのは、いつになるのでしょうか。
法住寺の境内は、まだ冬の景色。
でも、西側の十三重石塔の近くに植えられている枝垂れ梅は、ピンク色の花をたくさん咲かせ見ごろを迎えていました。
この枝垂れ梅は、例年だと3月10日頃に見ごろになるのですが、やはり暖冬の影響で早くに見ごろを迎えています。
まだつぼみが残っていたので、これからもっと華やかになりそうですよ。
こちらは、源平咲きの梅です。
見ごろにはなっていませんが、例年より開花が早いです。
1本の木に紅白の花が咲くのは不思議です。
それでは、不動堂の中に入ってお参りをしましょう。
私が法住寺を訪れた時は、不動堂の中に参拝者の方が1人だけいらっしゃいました。
海外からお越しのペアの方もいらっしゃいましたよ。
新型コロナウィルスの影響で、京都は海外からお越しの方の姿がとても少なくなっています。
特にアジア系の方の姿を見なくなっています。
龍宮門から境内の外に出ます。
龍宮門付近に植えられている紅梅も、多くの花を散らし、寂しい状態になっていました。
この紅梅も、いつもなら今頃が満開なんですけどね。
紅梅の少し南に植えられている白梅は見ごろでした。
以前は、この白梅は背が低かったのですが、順調に育って多くの花を咲かせるようになっています。
来年以降は、もっとたくさんの花を咲かせることでしょう。
法住寺では、2月28日から3月3日まで、つり雛展が開催されます。
つり雛展の間は、枝垂れ梅は見ごろを保っていそうですし、源平咲きの梅はもっと華やかになっていると思いますよ。
この後は、智積院に梅を見に行きます。
なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。