1月下旬に京都市左京区の檀王法林寺(だんのうほうりんじ)に参拝しました。
檀王法林寺は、三条大橋の東に建つ浄土宗のお寺です。
三条大橋近くは、人がとても多いのですが、檀王法林寺を訪れる人は少な目。
そのため、いつも静かにお参りできます。
参道の椿
檀王法林寺の最寄り駅は、地下鉄の三条京阪駅または京阪電車の三条駅です。
どちらの駅も地下にありますが、地上に出れば、すぐに檀王法林寺の三条門に到着します。
三条門の前には、新しくなった京都市の駒札が設置されていました。
以前の駒札は、2018年9月の台風21号の後に撤去されていましたから、台風で折れたのだと思われます。
建物に挟まれた三条門から参道に入ります。
檀王法林寺の参拝者が少ないのは、おそらく、隣のビルで境内が死角になっているからじゃないかと思うんですよね。
参道では、椿が真っ赤な花をたくさん咲かせていました。
八重咲きのボリュームがある花で、存在感があります。
ピンク色の椿も咲いていました。
このような繊細な色と模様の椿もかわいらしいですね。
赤色の椿とピンク色の椿の共演。
参道では、他にも椿が何本か植えられていますが、まだつぼみの状態でした。
つぼみもない椿もありましたから、これから2月、3月に花を咲かせるのではないでしょうか。
冬のお地蔵さん
参道の先に建つ楼門。
楼門の4隅には四天王が祀られています。
下の写真に写っているのは、北東角に祀られている広目天です。
なんとも強そうな姿をしています。
悪いことをしたら懲らしめられそうですね。
境内の北側に建つ本堂。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
楼門の近くには、たくさんのお地蔵さまがいらっしゃいます。
その中の供養地蔵尊の前にいらっしゃるお地蔵さんは、赤色の毛皮のコートを着て暖かそうな姿をしていましたよ。
保育園の門の前にいらっしゃる童地蔵も、毛皮の帽子を被っていました。
2020年の京都の冬は暖かく、とても過ごしやすいです。
散策中も体が冷えにくいので助かりますね。
童地蔵の足元には、パンジーもたくさん咲いていました。
パンジーは別名をビオラといいます。
小輪のパンジーを単にビオラと呼ぶこともあります。
花の色は、青、紫、赤、黄、白とたくさんあり、花期は3月から5月です。
檀王法林寺のように冬場でも咲いているパンジーを見かけることがありますね。
本堂にお参りを済ませたので、そろそろ境内から出ることにしましょう。
この日も、檀王法林寺の境内には誰もいませんでした。
なお、檀王法林寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。