11月中旬に京都市左京区の頂妙寺のイチョウの黄葉を見た後、仁王門通を東に少し歩き、寂光寺(じゃっこうじ)を訪れました。
寂光寺は、囲碁の本因坊ゆかりのお寺で、囲碁の世界では有名なのですが、一般的にはあまり知られていません。
私は何度か寂光寺に参拝していますが、境内では参拝者を見かけることがほとんどないですね。
今の時期は、境内に植えられたカエデが紅葉する頃。
今回の参拝は、その紅葉を見ることが目的であります。
色付き始めたカエデ
寂光寺は、地下鉄の三条京阪駅、または京阪電車の三条駅から北東に6分ほど歩いた辺りに建っています。
山門の前に到着。
北向きに建つ山門をくぐり、南に参道を進んで、途中で東に曲がると正面に本堂が建っています。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
寂光寺のカエデは、本堂の前に数本植えられています。
まだ、色づき始めたばかりのようで、紅葉の見ごろにはまだまだ時間がかかりそうな状況です。
鐘楼の屋根と一緒に見る紅葉。
緑色がまだ目立ち、紅葉と言うには少し早い感じがしますが、枝先の葉は赤く色づいているので、一応は紅葉と言えそうです。
角度を変えて、カエデを眺めます。
真っ赤なモミジも、ところどろこにありますね。
全体的に真っ赤になるのは、11月25日頃でしょうか。
寺務所の前には、菊が植えられています。
11月は、紅葉もきれいですが、お寺によっては菊を見られるところもあります。
代表的なところだと、嵯峨の大覚寺ですね。
紅葉越しに見る鐘楼。
松も混ざっているので、紅葉がよくわかりにくい写真になりました。
本堂の前には、円型の仏足石が置かれています。
本堂脇では、ナンテンも赤い実をたくさん付けていましたよ。
私が寂光寺に参拝した日は、カエデよりも、ナンテンの赤色の方が目立っていました。
本堂の前から西向きに参道を眺めます。
参道脇のカエデは、こうやって見ると、上の方が赤く下の方が緑色というのがよくわかります。
2019年の京都の紅葉は全体的に遅れ気味で、11月中旬だと、多くの紅葉の名所で色づき始めの状況です。
寂光寺も例外ではなく、紅葉が遅れているのがわかります。
本堂にお参りを済ませ、境内の紅葉も見終えたので、そろそろ寂光寺から出ましょう。
この後は、岡崎公園周辺の紅葉を見に行きました。
なお、寂光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。