11月中旬に京都市左京区の岡崎別院に参拝しました。
岡崎別院は、東本願寺の別院で、境内には浄土真宗の開祖の親鸞聖人の史跡が残っています。
11月はイチョウの黄葉や庭園の紅葉がきれいなお寺なのですが、訪れる人は少な目です。
紅葉の穴場と言っても良いでしょう。
本堂前のイチョウ
岡崎別院は、市バス停「岡崎神社前」で下車してすぐの場所に建っています。
バス停からは岡崎神社よりも近いので、バス停の名称を岡崎別院前と変更しても良いくらいです。
バス停の目の前にある山門。
山門
山門の西側の塀は工事中でした。
工事中
山門から北にまっすぐ参道が延び、奥に本堂が建っています。
イチョウと本堂
本堂の前には、背の高いイチョウの木が2本植えられており、黄葉していました。
まだ、黄緑色ですが、金色に染まるのにそれほど時間を要しないでしょう。
イチョウの隣に植えられているカエデもきれいに紅葉していましたが、見にくい場所に植えられているのが難点です。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂の西側には寺務所が建ち、その前では、背の低いカエデが紅葉していました。
寺務所前の紅葉
真っ赤なモミジだけを撮影したので見ごろのように見えますが、実は下の方は緑色がいっぱいで、まだ色づき始めたばかりです。
庭園の紅葉
寺務所の西側は何もない広い敷地となっています。
その敷地の北側に木々がたくさん植えられている場所があります。
外からだと、木だけしかないように見えますが、近づくと池泉回遊式庭園だと気付きます。
必度橋
池に架かる朱色の橋は必度橋。
必度橋の上から池の東側を眺めます。
池周囲の紅葉
一部紅葉しているカエデがありますが、全体的に色づき始めたばかりです。
池の対岸には東屋があり、その近くのカエデも上の方が紅葉している程度で、全体的に色づき始めです。
東屋と紅葉
池の西側にやって来ました。
紅葉と必度橋
ここから東に向かって必度橋を眺めます。
様々な色のカエデの葉が、徐々に秋が深まっているのを感じさせます。
岡崎別院の庭園は、木々が密集しているため、カエデの日当たりが悪いのでしょうね。
もうちょっと木と木の間に隙間があると、鮮やかに紅葉しそうに思うのですが。
でも、そうなると、道路からでも美しい紅葉が見えるようになるでしょうから、秋は人が多くなって混雑しそうです。
必度橋の近くで黄色い花を咲かせるツワブキ。
ツワブキと紅葉
実は、庭園の周りは、ツワブキが大量に花を咲かせているのです。
こんなにたくさんのツワブキを一度に見られる場所があるのかと驚くくらい黄色い花がいっぱいですよ。
帰りにもう一度、必度橋の上から紅葉を眺めます。
パステルカラーのモミジ
真っ赤に色づく前のパステルカラーのモミジもきれいなものですね。
これくらいの色付きが一番きれいだと感じる人も多いことでしょう。
岡崎別院のイチョウの黄葉は、そろそろ見ごろに入りそうです。
カエデの紅葉は、まだ見ごろには時間がかかりそうで、11月23日頃に訪れると良さそうです。
この後は、金戒光明寺の紅葉を見に行きます。
なお、岡崎別院の詳細は以下のページを参考にしてみてください。