平安神宮の東神苑の終わりかけのサツキ・2019年

6月中旬に京都市東山区の平安神宮に参拝し、その後で神苑も拝観しました。

中神苑でスイレンを観賞した後は、4つある神苑の最後、東神苑にやってきました。

東神苑は、大きな大きな栖鳳池(せいほういけ)を中心とした庭園です。

平安神宮の神苑の中で最も広いのが東神苑ですね。

栖鳳池のほとりで咲くサツキ

東神苑の北側にやってきました。

南に向かって広がる栖鳳池には、空が映り込んでいます。

東神苑

東神苑

この日は、曇り空だったので、水面に映る空が薄暗かったです。

東神苑は、明治末から大正初年にかけて造営された神苑で、栖鳳池は大宮人の舟遊びを想定して造られました。

その栖鳳池を横断するために架かる泰平閣は、京都御所から移築したもので、屋根には鳳凰が乗っています。

泰平閣と栖鳳池

泰平閣と栖鳳池

東神苑を栖鳳池沿いに時計回りに歩きます。

栖鳳池に配された鶴島と亀島では、サツキが咲いていました。

栖鳳池とサツキ

栖鳳池とサツキ

ただ、サツキはそろそろ終わりが近づいており、花数が少なくなっていました。

栖鳳池のほとりでは、赤色のサツキの花が水際に散り、風情のある景色を見せてくれましたよ。

散るサツキ

散るサツキ

東神苑には少ないながらもアジサイが植えられており、青色の花を咲かせていました。

アジサイ

アジサイ

これからは、サツキに代わりアジサイが見ごろを迎えますね。

神苑の一番東までやって来たところで、泰平閣の中に入ります。

泰平閣の中からは、栖鳳池やそのほとりに建つ尚美館を眺めることができます。

泰平閣から眺める東神苑

泰平閣から眺める東神苑

池のコイに餌をあげることもできますよ。

お大尽気分を味わいたい方はどうぞ。

栖鳳池の北側のほとりには多くのサツキが植えられています。

栖鳳池のほとりのサツキ

栖鳳池のほとりのサツキ

北側の遊歩道を歩いている時は、このサツキには気付きにくいですね。

花数は、少なくなっていましたが、水面に映るサツキがきれいでしたよ。

サツキが見ごろを迎えている時期だと、もっと美しい姿を見られたことでしょう。

泰平閣の南側には、披露宴会場の平安神宮会館が建っています。

その平安神宮会館近くの水際では、ピンク色のサツキが満開になっていました。

ピンク色のサツキ

ピンク色のサツキ

泰平閣を西に渡ります。

そして、東向きに泰平閣を眺めます。

泰平閣

泰平閣

東神苑は東山を借景としており、周囲の近代的な建物が視界に入らないようになっています。

上の写真の手前に写っている白い穂が目立つ草はチガヤでしょうか。

尚美館の近くのサツキも終わりが近づいています。

でも、白色のサツキの花は、まだ元気そうですね。

白色のサツキ

白色のサツキ

この白色のサツキは、もう少しの間楽しめそうです。

東神苑の鑑賞を終え、境内に戻ってきました。

境内

境内

雲が目立つ空でしたが、神苑では、サツキの他にハナショウブやスイレンなども見ることができ、美しい風景を楽しめましたよ。

なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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