5月下旬に京都市東山区の妙法院のサツキを見た後、北に7分ほど歩いて大谷本廟に参拝しました。
大谷本廟にも、サツキが植えられており、そろそろ咲き始めているはずです。
今回の参拝は、そのサツキを見ることが目的であります。
花数が少ないサツキ
大谷本廟の最寄り駅は、京阪電車の清水五条駅です。
駅からは、五条通を東に5分ほど歩くと、大谷本廟の参道の入り口が見えてきます。
参道の入り口には、めがね橋の通称で親しまれている円通橋が架かっています。
参道は、初夏の青空と木々の青葉がきれいですね。
その参道脇では、サツキが咲いていましたが、まだ咲き始めて間もないようで花数が少なかったです。
もうちょっと咲いているかと思ったんですけどね。
親鸞聖人の近くのサツキも、ほとんど咲いていませんでした。
今年の5月の京都は、気温差が激しかったので、サツキも咲いて良いものかどうか迷っているのかもしれません。
サツキの奥に見えるカエデの新緑は、美しい黄緑色。
この黄緑色を見ていると、疲れた目が癒されます。
石段の上に建つ総門をくぐります。
そして、南にある総合受付の近くへ。
ここにも、サツキが植えられていますが、やはり咲き始めでした。
それでも、部分的には、たくさんの花が咲いているところもあり、見方によっては見ごろとも言えます。
それでは、仏殿にお参りをしましょう。
大谷本廟は、浄土真宗の西本願寺の祖廟です。
大谷廟堂に納められていた親鸞聖人の遺骨を知恩院の造営に際し、徳川家康の命により現在地に移しています。
仏殿の裏側には、親鸞聖人の息女である覚信尼の石碑があります。
その石碑近くにもサツキが植えられているのですが、花はほとんど咲いていませんでした。
塀際には盆栽。
大谷本廟の境内には、松も何本か植えられていますよ。
人の目に触れないところで、サツキがひっそりと咲いていました。
私が大谷本廟に訪れた日は、まだまだサツキの見ごろには早い状況でした。
大谷本廟でサツキがきれいに咲いている風景を見るなら、6月初旬が良さそうですね。
この後は、清水寺に参拝しました。
なお、大谷本廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。