5月15日に丸太町通で葵祭の路頭の儀を見た後、京都御苑を散策しました。
初夏の京都御苑は、木々の青葉が美しく、ただ歩いているだけで清々しい気分になります。
時期的に旅行者や観光客の方が少ないので、のんびりと歩きやすいのも良いですね。
木々や芝生の緑が美しい京都御苑
京都御苑の最寄り駅は、地下鉄丸太町駅もしくは今出川駅です。
南西から京都御苑に入りたい場合は丸太町駅が近く、北西から京都御苑に入りたい場合は今出川駅が近いです。
京都御苑から丸太町通に伸びた木の枝先を見上げると、アオサギが巣作りをしていました。
どうも、雛がいそうな感じです。
2羽のアオサギがどこかに飛んで行っては帰ってきたりを繰り返しています。
車道の真上に巣を作るとは、大胆なアオサギです。
丸太町通から京都御苑の中に入り、砂利道を北に歩きます。
葵祭の有料観覧席が、まだ残ったままです。
どれくらいのイスが置かれているでしょうか。
数千脚はありそうです。
葵祭は、後片付けも大変ですね。
京都御所の南側にある建礼門の前にやって来ました。
海外からお越しの方々が、建礼門をバックに記念撮影をしています。
やはり、このような日本の建築物は珍しいのでしょうね。
東に目をやれば、大文字山の「大」の字が遠くに見えます。
京都御苑内の西側にやって来ました。
桃林では、1ヶ月前にきれいに咲いていた桃の花は全て散り、鮮やかな黄緑色の若葉が美しいです。
足元には、タンポポ。
葵祭を観覧している人は多かったのですが、行列が京都御苑から出ると、一気に人が減り、いつもの京都御苑の静かさに戻っています。
京都御苑には、カエデが多く植えられているので、初夏は青モミジもきれいですよ。
緑色の芝生も心を和ませてくれます。
芝生の上に寝転ぶと気持ちよさそうですね。
出水の枝垂れ桜も、垂れ下がった枝先まで、びっしりと青葉が付いています。
花が咲いていた頃は、記念撮影をする人が枝垂れ桜の周囲にいっぱいいたのですが、今は誰もいません。
出水の枝垂れ桜付近から北を眺めます。
頭上には爽やかな青空、正面には木々の青葉。
芝生の緑色と砂利道の白色との対比も、初夏らしさを感じさせてくれます。
京都御苑の中の遊歩道を歩いていると、適度にカエデの新緑と出会えます。
このような透明感のある新緑が見られるのも、5月まででしょうか。
京都御苑をただ歩いているだけでしたが、日常の喧騒を忘れることができ、心が和やかになりましたよ。
誰でも自由に入れますから、近くを通りかかった時は京都御苑を散策してください。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。