要法寺の清涼池で泳ぐカモの雛・2019年

5月上旬に京都市左京区に建つ要法寺(ようぼうじ)に参拝しました。

要法寺は、日蓮宗のお寺で、広い境内を持っているのですが、観光や旅行で訪れる人は少な目です。

でも、近年は、毎年のように4月下旬ころにカモの雛が誕生し、徐々に知名度が上がっていますね。

8羽のカモの雛

要法寺には、地下鉄三条京阪駅もしくは京阪電車の三条駅から東に5分ほど歩くと到着します。

西門の前にやって来ました。

西門

西門

境内には、多くの自動車が駐車していますが、人の気配がありません。

西門をくぐって境内に入ります。

やはり、境内には誰もいないようです。

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂

本堂

本堂の前には、清涼池があり、毎年、ここでカモの雛が誕生します。

しかし、清涼池には、カモが1羽も見当たりません。

石橋の下をのぞき見ると、筏の上の箱から、カモの雛が顔を出していました。

やっぱり、今年もカモの雛が生まれたようです。

しばらく清涼池のほとりにいると、カモが箱から出てきて泳ぎ始めました。

カモの雛

カモの雛

思っていた以上に成長しています。

もっと小さいと思っていたのですが。

箱から、次々にカモの雛が外に出てきます。

そして、仲良く並んで泳ぎ始めました。

並んで泳ぐカモの雛

並んで泳ぐカモの雛

ピヨピヨと小さな声で話すカモの雛。

他の雛に合図を送っているのでしょうか。

池のほとりの木陰では、母カモが寝ていましたよ。

母カモ

母カモ

石橋の上から清涼池を見下ろすと、カモの雛がこっちに向かって泳いできます。

清涼池

清涼池

「1、2、3、4・・・」と数えてみると、どうやらカモの雛は8羽いるようです。

このまま、すくすくと大きくなれば良いのですが、外敵に襲われることもあり、なかなか全羽が大きくなることはできません。

昨年は、数羽の雛がいなくなりました。

清涼池の隅に5羽のカモの雛が寄ってきました。

5羽のカモの雛

5羽のカモの雛

しかし、同じ場所にとどまっているのは、少しの時間だけで、1羽の雛が泳ぎだすと、他の雛たちも付いていきます。

毎年、6月に入るかどうかの時期になると、カモの雛は大きくなり、母カモと一緒に鴨川まで行進します。

その日は、お巡りさんも出動して交通整備をしますよ。

清涼池のカモの雛を見た後は、南側に建つ表門の脇から外に出ます。

その表門の前では、ツツジがきれいに咲いていました。

表門とツツジ

表門とツツジ

表門の前は、ちょっとした庭園のようになっており、石組と一緒に見るツツジは、初夏のお寺の庭のような風情があります。

石組とツツジ

石組とツツジ

真っ白な花をたくさん咲かせたツツジもありました。

満開の真っ白なツツジ

満開の真っ白なツツジ

ツツジも、これくらい多くの花を咲かせると、見ごたえがありますね。

この後は、蹴上浄水場へツツジを見に行きました。

なお、要法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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