安楽寺の一般公開で見たツツジ・2019年

5月上旬。

京都市左京区の安楽寺に参拝しました。

安楽寺は、通常非公開のお寺なのですが、5月上旬の土日・祝日は一般公開されます。

この時期の安楽寺では、庭園のツツジが見ごろを迎え、初夏らしい景色を楽しむことができます。

くさの地蔵菩薩にお参り

安楽寺は、市バス停「錦林車庫前」から東に5分ほど歩いた辺りに建っています。

緩やかな石段となっている参道の両脇では、カエデが青葉をたくさん付けていました。

山門

山門

秋には美しい紅葉を見られる参道ですが、今は新緑がまぶしいです。

参道の上には、茅葺屋根の山門が建ち、こちらも味わい深い姿をしていますよ。

山門をくぐった左手に拝観受付があるので、こちらで500円を納めます。

順路に従い、拝観受付から北に延びる細い参道を進み地蔵堂にやってきました。

地蔵堂

地蔵堂

地蔵堂の前には、カボチャの像が2体あります。

狛犬ならぬ狛カボチャといったところでしょうか。

口を開けた阿形(あぎょう)と口を閉じた吽形(うんぎょう)のカボチャの像は、とてもかわいらしい表情をしていますよ。

カボチャの像の近くには、ハート形の手水鉢がありました。

ハート形の手水鉢

ハート形の手水鉢

地蔵堂に祀られているくさの地蔵菩薩は、鎌倉時代に慶派の流れをくむ仏師によって造られたものです。

拝観案内によると、古くから、皮膚病、腫瘍(がん)、病気平癒の地蔵菩薩として信仰を集め、江戸時代に行われた縁日では、参道にたくさんの出店がでるほどの賑わいだったそうです。

平成27年(2015年)に地蔵堂が再建されると、その記念として、くさの地蔵の建立日である5月2日を由来として、毎月2日に地蔵縁日も合わせて復興されました。

それでは、地蔵堂にお参りをしましょう。

地蔵堂の次は、本堂の中に入ってお参り。

本堂

本堂

安楽寺では、一定時間ごとにお寺の由来の説明もしてくれます。

建永の法難についての解説もしてくれますよ。

庭園のツツジ

本堂の東側に建つ書院に入ります。

書院には、座布団があり、参拝者はここから庭園をのんびりと鑑賞できます。

ゴールデンウィークにもかかわらず、安楽寺を訪れている人は少なく、静かに庭園を眺めることができました。

さて、その庭園では、ツツジが花を咲かせていたのですが、花数が少な目でした。

庭園のツツジ

庭園のツツジ

それでも、赤色のキリシマツツジは比較的多くの花を咲かせ、見ごろでした。

書院から見るキリシマツツジ

書院から見るキリシマツツジ

書院の中から眺める庭園の景色は、青々とした木々の葉がいっぱいで初夏らしさを感じることができましたよ。

ツツジがもっと花を咲かせてくれていると、さらに美しかったのですが、今年は、あまり花が咲かなかったのでしょうか。

縁側から見るツツジ

縁側から見るツツジ

ツツジの近くには、サツキも多く植えられています。

サツキは、5月下旬から6月上旬に花を咲かせますから、まだゴールデンウィーク中は緑色のままです。

ちなみに安楽寺では、サツキの時期にも、一般公開されますよ。

書院の南側には、客殿もあり、こちらはカフェスペースとして開放されています。

書院と客殿の間では、シャクナゲもきれいに咲いていました。

シャクナゲ

シャクナゲ

つくばいには、シャクナゲの花が浮いていましたよ。

つくばいに落ちるシャクナゲ

つくばいに落ちるシャクナゲ

書院から外に出て境内をしばし散策。

客殿の南側では、ヤスライという椿が、赤色の八重の花をきれいに咲かせていました。

ヤスライ

ヤスライ

境内にも、キリシマツツジが、いくつか植えられていました。

キリシマツツジと本堂

キリシマツツジと本堂

青々とした境内の中に赤色の花を咲かせたキリシマツツジ。

そろそろ見ごろを終えようとしていました。

私が安楽寺にいる間は、連休中にも関わらず、混雑することがありませんでした。

おかげで、書院では、のんびりと寛ぐことができましたよ。

なお、安楽寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊



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