安楽寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
安楽寺
由緒
安楽寺は、鎌倉時代に法然の弟子の住蓮と安楽が現在地より東の山中に鹿ケ谷草庵(ししがたにそうあん)を結んだのが始まり。山号は住蓮山。浄土宗の単立寺院。
その後、後鳥羽上皇の官女である松虫と鈴虫が両僧のもとで落飾して尼僧となったことから、上皇がこれに激怒し、建永2年(1207年)に両僧を死罪とし、法然を讃岐へ親鸞を越後へと流刑にした(建永の法難)。
建永の法難の後、鹿ケ谷草庵は荒廃するが、流刑地から法然が帰京した際、両僧の菩提を弔うため草庵を復興し、住蓮山安楽寺と名付けた。
その後、天文年間(1532〜1555年)に本堂が再建された。
平成30年(2018年)1月25日に庫裡から火災が発生する。
本堂
常行三昧堂として使われていた方形裳階造の堂宇を江戸時代後期に移築して本堂とした。
くさの地蔵菩薩
境内の北西に建つくさの地蔵菩薩を祀る地蔵堂。古くから皮膚病、腫瘍、病気平癒の地蔵尊として信仰を集めている。
地蔵堂は平成27年(2015年)5月2日に再建され、その由来として毎月2日に地蔵縁日を行う。
書院の庭園
江戸時代末期に移築された数寄屋風の書院の東に庭園が配されている。初夏のツツジとサツキ、秋の紅葉が美しい。
住蓮と安楽の供養塔
境内の南に住蓮と安楽の供養塔がある。
安楽寺の所在地
〒606-8422
京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21(地図)
安楽寺への行き方
地下鉄蹴上駅から徒歩約24分
市バス「錦林車庫前」から徒歩約5分
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