4月上旬に京都市上京区の本法寺の桜を見た後、東に3分ほど歩き妙顕寺(みょうけんじ)に参拝しました。
妙顕寺には、山門前や境内に多くの桜が植えられています。
桜の見ごろ時期は、3月の終わり頃から4月中旬です。
ソメイヨシノが咲いている4月上旬が特に美しいですね。
山門前の紅枝垂れ桜が見ごろ
妙顕寺の最寄り駅は、地下鉄鞍馬口駅です。
駅からは南西に徒歩約7分で、妙顕寺の山門前に到着します。
その山門前では、2本の紅枝垂れ桜が見ごろになっていました。
手前の紅枝垂れ桜は早咲き、奥に見えるのは遅咲きの八重紅枝垂れ桜です。
開花時期が異なるので、2本の紅枝垂れ桜が同時に見ごろになっているのを見るのは難しいのですが、2019年の京都の八重紅枝垂れ桜が例年より少し早く開花したため、妙顕寺の山門前では、早咲きと遅咲きの紅枝垂れ桜が良い具合に見ごろとなっています。
境内の桜が満開
山門をくぐり参道を北に進み、広い境内に入ります。
境内の西側では、八重紅枝垂れ桜とソメイヨシノが見ごろになっていました。
鐘楼と一緒に見るソメイヨシノ。
この日の妙顕寺のソメイヨシノは、どれも満開になっていましたよ。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂にお参りを済ませ、後ろに回ります。
本堂の後ろには、庫裡(くり)が建ち、その前で八重紅枝垂れ桜が見ごろになっていました。
庫裡の隣の大玄関近くの八重紅枝垂れ桜も見ごろです。
空はどんよりとした雲が浮かんでいますが、紅色の花の美しさに変わりはありません。
本堂の東側の塀際に植えられているソメイヨシノ。
こちらの空は、少し晴れていましたが、頭上は雲に覆われていたので境内は日陰となっています。
本堂の東には多くのお堂が建っています。
それらお堂の中でも、御真骨堂は屋根が2つある少し変わった形をしています。
御真骨堂前のソメイヨシノも満開ですね。
再び、本堂の前にやって来ました。
少し遠目から鐘楼を眺めると、満開の桜が並ぶ美しい風景を見ることができます。
本堂脇から見る庫裡と桜も、古都の春らしさを感じさせてくれる風景です。
妙顕寺では、春の特別公開が実施されており、庭園拝観や夜桜のライトアップが実施されています。
期間は3月23日から4月15日までで、拝観料は800円です。
なお、妙顕寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。