毎年、12月に開催される嵐山花灯路。
法輪寺のデジタルカケジクを見た後、渡月橋を北に渡り、嵐山花灯路の他の会場も見に行くことに。
嵐山花灯路は、桂川に架かる渡月橋の北側の方が盛り上がります。
展示も北側の方が多いですね。
渡月橋と嵐山
法輪寺を出て北に歩き、渡月橋に向かいます。
渡月橋の南側には、櫟谷宗像神社(いちたにむなかたじんじゃ)があり、こちらもライトアップされていたのでお参りをしておきました。
櫟谷宗像神社の隣には、嵐山モンキーパークもあり、嵐山花灯路開催中の土日は夜間も開園していますよ。
櫟谷宗像神社の鳥居近くから渡月橋を眺めます。
ライトの光が黄色に近い色をしているため、渡月橋が金色に輝いて見えます。
渡月橋の歩道を渡って北に進みます。
渡月橋は左側通行。
歩道には、小さな行灯が設置されていて、夜でも足元が明るいです。
この行灯の光は、桂川の流れを利用した水力発電で灯っている常夜灯で、平成17年(2005年)12月に設置されました。
渡月橋の北側にやって来ました。
振り返ると、嵐山が青色にライトアップされています。
冬の夜の嵐山は、とても寒いのですが、青く光る嵐山を見ると、さらに寒く感じます。
宝厳院から落柿舎へ
渡月橋の北側から歩道を西に歩くと、嵯峨嵐山文華館があります。
ここは、以前は時雨殿だったのですが、2018年秋に嵐山や京都の芸術・文化を紹介する総合博物館にリニューアルしています。
夜間特別開館も行われており、入館料は900円です。
また、入り口には活花がライトアップされています。
活花は、嵐山花灯路の期間中、様々な会場に展示されていますよ。
嵯峨嵐山文華館の北隣に建つ宝厳院もライトアップされており、紅葉が赤く光っていました。
この紅葉も、12月17日の嵐山花灯路の最終日には散っているのでしょうね。
宝厳院の向かいには、羅漢がずらっと並んでおり、こちらの紅葉は見ごろを保っていました。
宝厳院から渡月橋に戻り、そこから北に歩きます。
そして、途中で西に曲がり竹林を進むと野宮神社(ののみやじんじゃ)が建っています。
嵐山花灯路期間中は、野宮神社も夜間に参拝できます。
縁結びのご利益を授けてくれますよ。
野宮神社をさらに北に進むと、竹林の散策路があります。
ここは比較的人が少なく、のんびりと歩けます。
記念撮影もできますよ。
夜空に向かってまっすぐに伸びた無数の竹がライトアップされています。
踏切を北に渡り、しばらく歩いて落柿舎の近くにやってきました。
この辺りは、小倉あん発祥の地としても知られており、以前は説明書が立っていたのですが、折れて倒れていました。
台風の影響でしょうか。
その小倉あん発祥の地では、嵯峨美術大学ナイトギャラリーが開催されており、大きな大きな行灯が宙に浮かんでいました。
これは、あざやか巨大行灯群です。
遠くから見ると、気球が浮いているのかと思いますよ。
それにしても、これだけ大きな行灯を作るのは、相当な手間と時間がかかりそうです。
美術大学の学生さんは、いい仕事してますね。
この後は、小倉池や竹林のライトアップを見に行きます。
宿泊
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