12月8日から17日まで、京都の嵐山一帯で実施されている嵐山花灯路。
私は開催初日に訪れ、あざやか巨大行灯群を見た後、北に少し歩いて長神の杜(もり)にやってきました。
この長神の杜が、嵐山花灯路の最も北の会場です。
コトノハ行灯と創作行灯
長神の杜では、大型行灯にモミジの形のシールがいっぱい貼られていました。
これは、コトノハ行灯と呼ばれるもので、来場者がモミジのシールに願い事を書いて行灯に貼り付けます。
近くにはストーブも設置されているので、温まることができますよ。
また、カイロの配布も行われています。
夜の嵐山は、とても寒いので、こういった心配りは大変ありがたいですね。
長神の杜の遊歩道わきに設置されている行灯は、歴代の創作行灯の受賞作品です。
上の写真に写っているのは、第8回創作行灯デザインコンペで最優秀賞を受賞した「賽の目」です。
たくさんの創作行灯が夜の長神の杜を静かに照らしています。
こちらは、第9回最優秀賞の「かがり火」です。
その他にも、歴代の最優秀賞を受賞した創作行灯が、たくさん並べられていましたよ。
小倉池と竹林の小径
長神の杜から南下して、常寂光寺の近くにやって来ました。
常寂光寺は紅葉の名所で、山門近くでは、まだ紅葉が見ごろを保っていましたよ。
常寂光寺からさらに南下し、小倉池にやってきました。
小倉池もライトアップされ、周囲の景色が水面に映し出されていました。
ただ、照明が少ないためか、小倉池周囲は薄暗かったです。
小倉池の近くに鎮座する御髪神社(みかみじんじゃ)は、髪の神さま。
御髪神社近くの紅葉も、まだ見ごろであります。
12月に入っても、嵐山では紅葉が残っている場所が多くありましたが、12月17日までには散っていそうです。
さらに南下。
大河内山荘(おおこうちさんそう)の近くでは、活花が展示されていました。
大河内山荘付近から東に竹林の小径(こみち)があります。
この竹林の小径のライトアップは、嵐山花灯路の中で最も人気があります。
坂上から見下ろす竹林の小径。
見事な竹林のライトアップであります。
しかし、土日は西向き一方通行だったため、竹林の小径を東に歩くことができませんでした。
また、小倉池から常寂光寺までも北向き一方通行だったのですが、どうやら、私は逆行していたようです。
一方通行に従い、来た道を戻ります。
そして、15分ほど歩いて竹林の小径の坂下にやってきました。
坂下から見上げる竹林の小径は、見下ろす竹林の小径より暗めです。
ここから、竹林の小径を上ると、また小倉池から常寂光寺に向かわなければならないので、竹林の道は歩かないことにしました。
2018年の嵐山花灯路も、いつもながら、たくさんの会場でライトアップや様々な創作作品を見ることができました。
中之島公園や嵐電嵐山駅でも展示作品を見ることができますが、今回はそちらには行かずに帰宅しました。
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