元日。
京都市左京区に建つ下鴨神社に初詣に行きました。
下鴨神社には、何度もお参りをしていますが元日に初詣に訪れるのは今回が初めてだと思います。
有名な神社なので、元日は混雑していそうなのですが、どうなのでしょうか。
混雑する本殿前
下鴨神社の最寄り駅は、京阪電車の出町柳駅です。
駅から北西に5分ほど歩くと、下鴨神社の参道の入り口に到着します。
下鴨神社の参道がある糺(ただす)の森の木々は、すっかり葉を落としていますね。
糺の森は、京都市内で最も遅い紅葉が見れる場所で、モミジが年を越すこともあるのですが、昨秋は紅葉が早かったため年明けまではモミジが残らなかったみたいです。
参道では、いろんなお店が出ており賑やかであります。
鳥居の近くまで来ると渋滞しはじめました。
ここから本殿までは、結構な距離があるので、かなりの時間待たないとお参りできそうにありません。
そんなことを思いながら列に並んでいたのですが、横を過ぎて鳥居をくぐっていく人が多いのに気づきました。
どうやらこの列は偽物のようです。
前にいた人が立ち止ったため、並ばないといけないと思った参拝者たちが列を作っていたのでしょう。
鳥居の先では、たき火をしていました。
ここで体を温めていきましょう。
縁結びの絵馬を書く場所。
下鴨神社には、相生社(あいおいのやしろ)という縁結びのご利益を授けてくれる神社があります。
連理の賢木(さかき)と呼ばれるご神木が3本あり、そのうちの2本が途中でつながっていることから、縁結びの象徴とされているんですね。
ちなみに連理の賢木は、下鴨神社の七不思議のひとつです。
下鴨神社に参拝した時は、他の不思議も探したいですね。
楼門をくぐると、舞殿に戌年の絵馬が置かれていました。
描かれているのは土佐犬でしょうか。
強そうですね。
舞殿の後ろに中門があり、その奥に本殿があるのですが、ここから本当の列ができていました。
中門をくぐるのに10分くらいかかったでしょうか。
まだ本殿まで大混雑しています。
本殿に参拝する前に自分の干支の守り神にお参りするのですが、こちらが渋滞の原因のようです。
干支の守り神は言社と呼ばれ、7つあります。
祀られているのは、すべて大国主命(おおくにぬしのみこと)なのですが、この神さまは7つの名前を持っており、名前ごとに7つの社に祀られています。
7つの社は、十二支の生まれの年の守り神となっていますので、自分の生まれ年の社にお参りしましょう。
自分の干支の守り神にお参りを済ませ、本殿にも参拝できました。
列に並び始めてから20分以上はかかったと思います。
本殿にお参りをした後は、西に歩き三井社にも参拝します。
三井社の近くには、鏡餅がありましたよ。
境内の北東にやってきました。
こちらには御手洗池と御手洗社があります。
こちらも大混雑ですね。
水みくじで運勢を占っている参拝者が多いことが混雑している理由です。
その名のとおり、おみくじを御手洗池の水に浸すと運勢が占えます。
この水みくじが、最近、下鴨神社では大人気なんですよね。
普通のおみくじも、紐にたくさん結ばれていました。
おみくじは神さまからのアドバイスであり、1年間大切に持っておくものなのですが、おみくじを持ち帰る人は少ないみたいです。
お参りを済ませたので、糺の森に戻ります。
昨年に社殿が造営されたラグビーの神さまの雑太社(さわたしゃ)は、仮殿の状態だったのですが、ピカピカの本殿ができあがっていました。
新しい本殿を見ると、すがすがしい気分になりますね。
下鴨神社では、毎年1月4日にけまり初めが催されるので、この日に初詣に訪れるのがおすすめです。
なお、下鴨神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。