美人の神さま河合神社に元日に初詣・2018年

元日に京都市左京区の下鴨神社に初詣をした後、同じ糺(ただす)の森に鎮座する河合神社に参拝しました。

河合神社は、下鴨神社の第一の摂社です。

美人の神さまを祀る神社なので、女性の参拝者が多いのが特徴ですね。

美人祈願で訪れた参拝者で賑わう境内

河合神社の最寄り駅は、京阪電車の出町柳駅で、駅からは北西に5分ほど歩くと河合神社の鳥居の前に到着します。

鳥居とのぼり

鳥居とのぼり

お正月だからか、普段は見ないのぼりが立っていますね。

鳥居をくぐると左手に手水屋がありますが、手と口を清めようとする女性の参拝者が列を作っていました。

さすが美人祈願の神社ですね。

元日から女性の初詣客が多いです。

神門をくぐっていく参拝者も女性が多いですね。

神門

神門

神門を入った右手には、鏡絵馬御化粧室があります。

鏡絵馬御化粧室

鏡絵馬御化粧室

社務所でいただいた鏡絵馬にここで化粧をします。

拝殿の上に机が設置されていました。

拝殿

拝殿

拝殿の中でも、鏡絵馬に御化粧できるのでしょうか。

それとも、書初めか何かをするのでしょうか。

拝殿の後ろに建つ本殿。

本殿

本殿

お参りの行列ができています。

しばらく待たないといけないかなと思ったのですが、本殿の前に列に並ばずにお参りするように書かれていたので、そのまま本殿の前に進み、お賽銭を投げ入れてお参りしました。

知らない人が見たら横入りしたように思われそうですが、本殿に参拝するときは真正面じゃなくても構いません。

空いているところに言って、お参りをしましょう。

他の参拝者も、列に並ばなくても良いと気付き、次々にお参りをし始めましたが、しばらくするとまた本殿前に列ができていましたよ。

河合神社の本殿に祀られている玉依姫命(たまよりひめのみこと)は神武天皇の母で、日本建国に貢献した神さまです。

内助の功で知られ、日本の女性の鑑とされていますね。

全ての女性が一層美しくなりたいという願望をかなえてくれ、他に安産育児縁結びにもご利益があります。

河合神社は、以前は、それほど多くの参拝者が訪れていたわけではないのですが、数年前に「美人の神さま」をアピールするようになってから、たくさんの女性がお参りに来るようになりました。

こういった工夫で神社も賑わうんですね。

本殿の横には、化粧を施された鏡絵馬が奉納されています。

鏡絵馬

鏡絵馬

これを見るのも楽しいですね。

境内の西側に建つ社は、六社(むつのやしろ)です。

六社

六社

左から由木社(ゆうきしゃ)、印社(いんしゃ)、竈神(かまどのかみ)、稲荷社、衢社(みちしゃ)、諏訪社(すはしゃ)です。

これだけ多くの神さまが祀られていれば、どんな願い事も聞いてもらえそうです。

本殿の西側に祀られているのは、水の神さまを祀る貴布禰神社(きふねじんじゃ)です。

貴布禰神社

貴布禰神社

戸が開いていたので、中を覗きこむと、河合神社の本殿前にあずき色の狛犬がいました。

貴布禰神社の隣には、任部社(とうべのやしろ)もあります。

任部社

任部社

こちらには、サッカーの神さまの八咫烏(やたがらす)が祀られています。

境内では、初詣客がゆっくりできるように休憩所が設けられていました。

境内

境内

社務所では、かりんの飲み物もあるので、ゆっくり休憩しながら飲めば、より美しくなれるかもしれませんね。

河合神社を出た後、出町柳駅近くのオカメ桜で有名な長徳寺の前を通りかかりました。

長徳寺のサザンカ

長徳寺のサザンカ

さすがにオカメ桜は咲いていませんでしたが、サザンカが薄紅色の花をたくさん咲かせていましたよ。

なお、河合神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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