4月中旬。
京都市西京区の西山に建つ善峯寺(よしみねでら)に参拝しました。
善峯寺は、花の寺として知られるお寺で、春は境内に植えられているたくさんの桜が咲き乱れます。
白山桜あじさい苑
JR向日町駅から阪急バスに揺られること約35分。
西山の上にある善峯寺の参道前に到着しました。
善峯寺行きのバスは1時間に1本。
なので、JR向日町駅で長時間待たないようにするために事前に阪急バスのホームページで時刻表を確認しておきましょう。
ちなみに帰りのバスも1時間に1本ですから、善峯寺に入る前に時刻表を見ておきましょう。
300メートルの急な坂道となっている参道を登りきり、山門にやってきました。
ここに入山受付があるので、入山料500円を納めて境内に入ります。
正面の石段上には、本堂の観音堂が建っています。
石段下の枝垂れ桜が、葉桜となってきていますね。
それでは、本堂に祀られている観音さまにお参りです。
順路に従い、鐘楼堂と護摩堂を過ぎ経堂付近にやってきました。
ここには、江戸幕府5代将軍徳川綱吉の生母である桂昌院お手植えの枝垂れ桜があります。
とても立派な枝垂れ桜なのですが、あいにく見ごろを過ぎていました。
前日に降った雨の影響もあったでしょうが、参拝時期が少し遅かったようですね。
経堂から開山堂へと向かいます。
開山堂近くからは、白山桜あじさい苑を一望できます。
山の斜面にたくさんの枝垂れ桜が植えられた絶景であります。
ただ、こちらも見ごろを過ぎている枝垂れ桜が多かったです。
でも、八重紅枝垂れ桜は見ごろを保っていましたよ。
これくらい華やかに咲く風景を白山桜あじさい苑に期待していたのですが、仕方ないですね。
あと2日早く参拝していれば、美しい桜風景を見れたことでしょう。
釈迦堂付近の八重紅枝垂れ桜
白山桜あじさい苑から山道を登っていきます。
善峯寺の境内は、山の斜面にお堂が建っているので、全て見て廻ると、かなりの運動量になります。
境内を一巡するのに2時間はかかると思った方が良いでしょう。
釈迦堂にやってきました。
近くの八重紅枝垂れ桜が満開であります。
花は散り始めていましたが、見事な咲きっぷり。
釈迦堂にも、しっかりお参りしておきましょう。
本尊は、源算上人御作の釈迦如来です。
釈迦堂付近には、八重紅枝垂れ桜が2本植えられています。
両方とも満開でしたよ。
シャクナゲの花も発見。
順路に従い進み、境内の一番高い場所にやってきました。
ここには、薬師如来を祀る薬師堂が建っています。
薬師堂からは、京都市内を見下ろせますよ。
こうやって眺めると、京都市内には背の高い建物がほとんどないのがわかりますね。
京都市内どころか、大阪府まで見渡せます。
薬師堂から山を下りていきます。
すると、再び釈迦堂近くに戻ってきます。
釈迦堂付近の参道に桜の花がたくさん散り、薄紅色のじゅうたんができていました。
さらに順路に従って歩き、阿弥陀堂と本坊を過ぎて、本堂に戻ってきました。
本堂近くの枝垂れ桜が、まだ花を咲かせていましたよ。
今回の善峯寺参拝に要した時間は約1時間40分でした。
急いで廻れば1時間で済みそうですが、それだと忙しないですから、やはり一巡するのに2時間はみておきたいですね。
なお、善峯寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。