見晴らしが良い冬の南禅寺境内・2017年

1月中旬。

京都市左京区の南禅寺に参拝しました。

南禅寺には桜とカエデが多く植えられていることから、春と秋にたくさんの観光客が押し寄せます。

でも、冬になると訪れる人が一気に減り、境内が混雑することはありません。

なので、心静かに南禅寺に参拝したい場合は、冬に訪れるのがおすすめなんですよね。

雪が残る境内

南禅寺の最寄り駅は、地下鉄蹴上駅です。

駅からは北東に徒歩約5分の距離ですね。

参道を歩いていると、数日前に降った雪がまだ残っていました。

参道脇の雪

参道脇の雪

大雪だったので、解けるのが遅いようです。

雪が降った後も気温が低かったので、それも影響しているのでしょうね。

中門をくぐり境内に入ります。

南禅寺と言えば、どっしりと建つ三門が有名です。

三門

三門

石川五右衛門が「絶景かな」と言った場所が、この三門です。

とは言え、あれは創作なので石川五右衛門は三門に登って「絶景かな」とは言ってないんですけどね。

しかも、石川五右衛門が生きていた時には、現在の三門はありませんでしたから、「絶景かな」と言いたくても言えません。

境内の所々で、マンリョウの赤い実が成っていました。

マンリョウ

マンリョウ

この景色も冬ならでは。

冬の景色と言えば、木々から葉が落ちて諸堂が見やすくなっています。

見上げる三門

見上げる三門

先ほども述べましたが、南禅寺は桜とカエデが多く植えられているので、冬は枝に全く葉がありません。

そのため、冬は境内の見晴らしが良くなっています。

春や夏は木々に多くの葉がついているので、建物全体を見にくいですが、冬はそんなことはありません。

建物をじっくりと眺めたいのであれば、冬こそ南禅寺に参拝すべきでしょう。

境内の南に建つ塔頭(たっちゅう)の天授庵の入り口の屋根にも雪が残っていました。

天授庵の入り口

天授庵の入り口

塀越しに方丈を見たのですが、その屋根にも多くの雪が残っていましたよ。

三門の後ろの石畳を歩いて法堂(はっとう)へ向かいます。

境内

境内

法堂の屋根にも雪が残っていました。

法堂の屋根に残る雪

法堂の屋根に残る雪

解けそうで解けない雪。

でも、法堂の雪が解けるのは時間の問題でしょう。

それでは、法堂にお参りです。

天井の龍も見ておきましょう。

もうしばらく境内を散策します。

溝にも雪が残っていますね。

溝に残る雪

溝に残る雪

こちらは、子院の南禅院。

南禅院に残る雪

南禅院に残る雪

南禅院の屋根の上にも雪が残っていました。

こちらの雪は、割と多め。

日当たりがあまり良くないので、雪が解けにくいのでしょう。

参拝者が少ない冬の南禅寺。

人がほとんど入っていない三門の写真を撮ることができました。

後ろから見た三門

後ろから見た三門

カエデも枝だけなので、三門の全景がわかりやすいですね。

空気も澄んでいて、すばらしい眺めでしたよ。

そろそろ南禅寺から出ましょう。

ナンテン

ナンテン

ナンテンの赤い実も忘れずに写しておきました。

なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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