11月下旬に京都市中京区の神泉苑に参拝しました。
神泉苑は、その名のとおり境内に大きな池があります。
平安時代には、空海と守敏が雨乞い対決をした地とも伝えられていますね。
この時期に神泉苑に参拝した理由は、紅葉を見るためです。
見ごろが近づく紅葉
神泉苑の最寄り駅は、地下鉄二条城前駅です。
JRだと二条駅ですね。
二条城前駅からだと南西に徒歩約5分、二条駅からだと東に徒歩約7分で神泉苑の鳥居の前に到着します。
鳥居の前のイチョウは、上の方が黄葉していましたが、下の方はまだ深い緑色の状態。
イチョウが金色に染まるには、もう少し時間がかかりそうな感じでしたよ。
鳥居をくぐって境内へ。
神泉苑の境内は、池が大部分を占めています。
京都市内で、このような神社は他にないですね。
境内の中央には、善女龍王社があるので、まずはお参りをしましょう。
その善女龍王社へと続く参道脇には、真っ赤なモミジがありました。
もともと赤色のカエデだったような気もしますが、とにかく真っ赤であります。
善女龍王社にお参りを済ませた後は、境内で紅葉狩り。
朱色の反り橋近くのカエデは、上の方は紅葉していましたが、下の方は青葉の状態です。
京都市中心部の紅葉は、見ごろになるのが遅めです。
2016年の京都の紅葉は、どこも1週間ほど見ごろになるのが早かったのですが、神泉苑はそれほど紅葉の進みが早くないみたいです。
反り橋近くでは、桃色の菊の花がたくさん咲いていました。
桃色の椿の花も咲いています。
椿の花を見ると、冬の到来を感じますね。
池の周囲の紅葉
神泉苑の紅葉は、やはり池と一緒に眺めるのがきれいです。
曇っていたので、水面が暗くなっており、周囲の景色の映り込みがあまり良くありませんでした。
それでも、紅葉が水面に映っているのがきれいでしたよ。
社殿も水面に映り込みます。
実に雅な風景であります。
善女龍王社と一緒に見る紅葉も風情がありますね。
秋に神泉苑に参拝する人はそれほど多くないようで、私が訪れた日も境内には、ちらほらとしか人がいませんでした。
どうやら、神泉苑は穴場の紅葉の名所のようです。
そろそろ境内から出ましょう。
灯籠と一緒に見る紅葉も風流ですね。
神泉苑に参拝した後は、二条城に紅葉を見に行きました。
なお、神泉苑の詳細については以下のページを参考にしてみてください。