11月下旬に京都市左京区にある岡崎別院に参拝してきました。
岡崎別院は、浄土真宗の親鸞聖人が営んだ岡崎草庵の跡地に建つ東本願寺の別院です。
この時期の岡崎別院は、庭園でカエデが紅葉する頃。
ということで、今回の参拝は庭園の紅葉を見るのが目的のひとつであります。
散り始めのイチョウ
岡崎別院は、京阪電車の神宮丸太町駅から丸太町通を東に15分ほど歩いた辺りに建っています。
市バスだと「岡崎神社前」で下車してすぐですから、市バスを利用した方が便利です。
岡崎別院の近くまでやってくると、イチョウ並木がきれいに黄葉していました。
丸太町通のイチョウ
岡崎別院の入り口に到着。
山門
山門の奥に黄色に染まったイチョウの木が見えますね。
境内に入ると、山門越しに見た時よりもイチョウの木が高く見えます。
境内
イチョウは全体が黄葉して金色です。
足元に散るイチョウの葉もきれいですね。
イチョウの隣にある手水屋の屋根に散る黄色い葉にも情緒を感じます。
手水屋に散るイチョウの葉
それでは本堂にお参りをしましょう。
いつもは戸が閉まっている本堂ですが、この日は開いていました。
何やら法要があったようです。
本堂の左前にはカエデの木が植えられています。
本堂付近の紅葉
このカエデの木もきれいに紅葉し見ごろを迎えていましたよ。
庭園の見ごろの紅葉
本堂にお参りを済ませた後は、境内の西側にある庭園へ。
岡崎別院に庭園があることを知らない方は多いはず。
そもそも岡崎別院に参拝する人が少ないですからね。
庭園の入り口にやってきました。
どうやら紅葉が見ごろを迎えているようです。
庭園の入り口
足元にたくさんのモミジが散っていたので、もしかしたら盛りが過ぎているかもしれません。
でも、庭園に入ると、まだまだ紅葉が見ごろを保っていましたよ。
庭園の紅葉
見ごろどころか、まだ青葉も残っていたので、これからも紅葉が進みそうです。
池の奥に設けられている東屋から見る紅葉。
灯籠と紅葉
大きな灯籠の笠に降り積もったモミジを見ていると、冬が近づきつつあるのを感じます。
この日は、団体さんがお越しだったので庭園は賑やかでした。
やはり、法要か何かがあったようです。
団体さんがいなければ、庭園は私ひとりだけ。
団体さんが帰った後は、庭園が静かになりました。
静寂の中で観賞する紅葉は、秋のもの悲しさをより強く感じさせます。
池と紅葉
必度橋付近の紅葉が見ごろです。
必度橋と紅葉
ただ、葉が少し乾燥していたので、このモミジはそろそろ散り始めそうです。
岡崎別院は、紅葉の時期でも参拝する人が少ないです。
まさに紅葉の穴場ですね。
岡崎別院に参拝した後、真如堂に紅葉を見に行きました。
なお、岡崎別院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。