6月3日に京都市左京区の平安神宮の神苑が無料公開されました。
この時期は、西神苑のハナショウブがとてもきれいで、多くの拝観者が群生するハナショウブに見とれていました。
西神苑の次は、中神苑へと向かいます。
中神苑には、蒼龍池(そうりゅういけ)と呼ばれる池が苑内中央にあり、梅雨から夏の終わりまで無数のスイレンが花を咲かせます。
中神苑のスイレン
中神苑にやってきました。
緑の葉に混ざって、赤色のカエデの葉が目立ちます。
蒼龍池には、スイレンの円い葉がたくさん浮いています。
薄桃色のスイレンの花。
花弁全開であります。
こちらの黄色いスイレンは、薄桃色のスイレンとは対照的に花弁はそれほど開いていませんでした。
時間は正午前だったので、もっと花が開いていても良さそうだったのですが、どうも黄色いスイレンは他のスイレンよりも花の開きが良くないようです。
黄色いスイレンの奥には白いスイレンもあり、鏡のような水面に純白の姿が映り込んでいましたよ。
赤色のスイレン。
いつ見ても、スイレンはガラス細工のような美しさがありますね。
東神苑
中神苑でスイレンを見た後は、東神苑へ。
東神苑にも、中央に栖鳳池(せいほういけ)と呼ばれる池があります。
平安神宮の神苑では、この栖鳳池が最も大きな池です。
池の深さはどれくらいあるのでしょうか。
鯉が優雅に泳いでいますから、人の背くらいの深さはありそうです。
栖鳳池には、泰平閣と呼ばれる橋殿があります。
泰平閣は渡ることもできますし、中で腰かけて神苑の鑑賞もできます。
また、鯉にエサをあげれますから、お金持ちになったかのような気分に浸れますよ。
泰平閣の南側にある建物は、平安神宮会館です。
この建物では、披露宴をすることができ、よく新郎新婦が写真撮影をしています。
泰平閣から眺める栖鳳池。
左側の建物は尚美館です。
青空が水面に映り込んでいるのが、何とも爽やかであります。
さすがに無料公開ということで、泰平閣の中は人でいっぱいでした。
他の日に訪れると、人は少なめなので、のんびりと腰かけながら庭園鑑賞できますよ。
栖鳳池のほとりのサツキ。
泰平閣を渡り、神苑の出口へ向かいます。
最後にもう一度、泰平閣を眺めます。
サツキの花は見ごろ過ぎでしたが、快晴の下で見る栖鳳池と泰平閣は、とても見事な風景でしたよ。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。