6月3日。
京都市左京区の平安神宮に参拝してきました。
毎年、この時期は1日だけ神苑が無料公開され、2016年は6月3日がその日でした。
今の時期は、西神苑でハナショウブが見ごろを迎えています。
南神苑
平安神宮には、地下鉄東山駅から北に5分ほど歩くと到着します。
大鳥居をくぐり、広い道路をまっすぐ應天門へと向かいます。
雲ひとつない快晴。
境内に入り、大極殿でお参りを済ませて神苑に入ります。
神苑の入り口は境内の西側にあります。
最初に見るのは南神苑です。
南神苑の入り口には、八重紅枝垂れ桜がたくさん植えられています。
さすがに今は、木全体が緑色の葉で埋め尽くされていますね。
南神苑では、サツキ、萩、アジサイが咲いていました。
こちらは、薄紫色の花を咲かせた萩。
遊歩道の脇では、赤色、桃色、白色と様々な色の花を咲かせたサツキが、まるで参拝者の道案内をしているかのようであります。
中には、ツツジかなと思うような花もありましたが、おそらくサツキでしょう。
ちなみに京都では、ツツジは4月から5月上旬に咲き、サツキは5月中旬から6月中旬に咲きます。
まあ、サツキもツツジの一種なので、あまり深く考えずに花のきれいさを楽しめば良いでしょうね。
西神苑のハナショウブ
南神苑を過ぎて西神苑にやってきました。
西神苑は中央に大きな池があります。
そして、池の端で、たくさんのハナショウブが花を咲かせていました。
紫色と白色のハナショウブが見ごろを迎えています。
この西神苑のハナショウブを見ていると、そろそろ梅雨入りだなと思いますね。
でも、この日は、雨が全く降る気配がない青空で、梅雨を通り越して夏がやってきたかのような天気でした。
池に映るハナショウブ。
晴れた日だからこそ、見れる風景であります。
どこまでも続いているかのようなハナショウブ。
多くの観光客の方たちが、この風景に見とれていましたよ。
そのため、遊歩道は大混雑。
中には、干からびたハナショウブもありましたが、ほとんどのハナショウブがみずみずしい状態を保っていました。
西神苑の北東の角までやってきました。
何とも爽やかな景色であります。
池の中央では、スイレンも咲いていましたよ。
しかし、遊歩道からは少し遠すぎるので、西神苑のスイレンの写真は撮れませんでした。
でも、スイレンは次に向かう中神苑にたくさん咲いていますから、そちらでじっくりと観賞することにしましょう。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。