智積院で咲き始めた梅・2016年

2月15日に京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)に梅を見に行ってきました。

京都には梅の名所がいくつかありますが、その中でも智積院は比較的多くの梅の木が植えられています。

毎年、2月から3月にかけて境内は紅白の梅の花で彩られます。

参道の梅

京阪電車の七条駅から東に7分ほど歩くと東大路通に突き当ります。

通りの向こう側に見える門は智積院の勅使門です。

勅使門

勅使門

でも、参拝するときは、この勅使門ではなく、少し南に歩いたところにある入口から境内に入ります。

参道の入り口付近で紅梅が花を咲かせていました。

参道入り口の紅梅

参道入り口の紅梅

まだ花は少な目ですが、どんよりと曇った空の下で見ると、咲いている花以上に赤色が目立って見えます。

参道わきの白梅は、まだ咲き始めて間もないようです。

参道わきの白梅

参道わきの白梅

紅梅はやや開花が早いようです。

参道わきの紅梅

参道わきの紅梅

とは言え、見ごろにはまだ早いですね。

参道の正面に建つ金堂。

金堂

金堂

この日は、常楽会(じょうらくえ)の法要が金堂で行われています。

他のお寺では、涅槃会(ねはんえ)と呼ばれており、毎年、お釈迦さまが亡くなった日に法要が行われます。

金堂の中に入ると、お寺の方にお経が書かれた本を手渡されました。

ちょっとお参りして行くだけのつもりだったのですが、私も本を見ながらお経を唱えました。

金堂裏の梅

金堂にお参りを済ませた後、金堂前で咲いている梅を見て歩きました。

金堂前の紅梅

金堂前の紅梅

この辺りは、比較的よく咲いていますね。

そして、金堂の裏に回ります。

すると、紅梅と白梅が良い具合にたくさんの花を咲かせていました。

金堂の裏

金堂の裏

上の写真に写っている梅は2本だけですが、金堂の裏にはたくさんの梅の木が植えられています。

他の梅の木は、参道と同じくらいの咲き具合で、まだまだ見ごろには時間がかかりそうな状態でした。

それにしても、金堂の裏にある白梅は、見事な咲き方をしていますね。

満開の白梅

満開の白梅

枝全体が真っ白になるほど、花を咲かせています。

梅の花は小さいので、満開になっても、あまり華やかでない木が多いです。

でも、この白梅は十分すぎるほど多くの花を咲かせていますね。

そろそろ冬も終わりだと、参拝者に告げているような咲きっぷりの良さです。

智積院に訪れた時は空が曇っていたのですが、次第に晴れ間が見えるようになってきました。

風が強い日でしたが、そのお蔭で空気が澄んで、きれいな青空が見えましたよ。

空と金堂

空と金堂

智積院の梅の見ごろは2月末以降になりそうですね。

その頃に参拝すると、参道も金堂裏も紅白の梅がきれいに咲いていることでしょう。

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