9月19日に京都市左京区に建つ平安神宮の神苑を拝観しました。
この日は、神苑が無料開放されるので、とてもお得な日なのです。
時期的には萩やフジバカマといった秋の花が咲く頃ですが、それ以上にきれいだったのが、神苑の池と一緒に見る秋空でした。
西神苑
平安神宮の最寄り駅は、地下鉄東山駅で、そこから北に10分ほど歩くと到着します。
大鳥居と應天門をくぐり大極殿に参拝。
そして、神苑に入り、南神苑を過ぎて西神苑にやってきました。
6月には、ハナショウブやスイレンがたくさん咲く西神苑の白虎池ですが、9月はスイレンが少し残っているだけとなっています。
でも、そのような状況だからこそ、水面には青空と白い雲がくっきりと映り込みます。
池の所々で咲く白色のスイレン。
少なくなるスイレンを見ていると、秋の訪れを感じます。
中神苑
西神苑に続いて中神苑へ。
こちらも、中央に池があり、西神苑と趣がよく似ています。
池のほとりのカエデが色づき始めてますね。
紅葉の時期まで、まだ2ヶ月ほどかかりますが、このカエデはもっと早くに赤く染まるかもしれません。
三条大橋と五条大橋の橋脚で造られた飛び石式の臥龍橋。
この周りにスイレンが咲いていると、たくさんの人が橋を渡るのですが、今は渡っている人がほとんどいませんね。
東神苑
中神苑の次は東神苑へ。
東神苑は、面積の大部分が栖鳳池と呼ばれる池が占有しています。
そのため、晴れた日は池の表面が鏡のようになって、広大な空が映し出されます。
曇っている日に南神苑を鑑賞しても、あまりきれいではないのですが、晴れた日に見る栖鳳池はとても爽やかであります。
東神苑には、泰平閣と呼ばれる橋殿があり、そこを渡って対岸に進みます。
泰平閣の中から池の鯉に餌を与えることもできます。
餌代は50円だったかな。
池の鯉に餌を与えていると、まるで平安時代の貴族になったような気分を味わえますよ。
神苑内を一通り散策し終えたので、外に出ることに。
神苑の出口付近から應天門を眺めると、頭上に清々しい秋空が広がっていました。
暑い夏も終わり、これからが京都観光に最も適した季節になります。
平安神宮はもちろんのこと、京都各地がたくさんの観光客や旅行者の方で賑わうことでしょう。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。