毎年、旧暦の七夕の時期に合わせて開催されている京の七夕。
2015年は8月1日から10日までが開催期間です。
京の七夕で最も人気があるのが、堀川会場でしょう。
これまで何度も京の七夕を見に行っていますが、常に堀川会場は多くの観光客の方で混雑しています。
今年も初日の8月1日に堀川会場に行ってきましたので、その模様をお伝えします。
様々な光が作り出す美しい空間
京の七夕堀川会場の最寄り駅は、地下鉄二条城前駅です。
駅から北に5分ほど歩くと堀川会場の入り口に到着します。
入口には、京の七夕の提灯が出ていましたよ。
堀川沿いを北に向かってゆっくりと進んでいきます。
最初に見るのは、願いの七夕です。
遊歩道の両サイドに願い事が書かれた短冊がたくさん飾られています。
ちなみにこの短冊は、地元の子供たちが書いたものだそうです。
次は、著名人の方たちが書いたメッセージ行灯(あんどん)が並んでいます。
やはり、ここは関西の名物アナウンサーのヤマヒロさんのメッセージ行灯をじっくりと見ておきたいですね。
京都の芸術系大学の学生さんたちの作品「竹と光と友禅のアート作品」もたくさん展示されています。
「雨もまたうれし」という作品が、とても印象的でしたよ。
竹屋町通の近くまでやってくると、光の友禅流しがあります。
ライトアップされた友禅は、その模様がくっきりと見えてきれいでしたよ。
こちらは、橋の下に吊るされた「光のしずく」
少々暗い写真ですが、青色の光の空間の中、上から吊るされた光ファイバーボールが、きらきらと光り輝く景色は見事でしたよ。
こちらも学生さんの作品で、作品名は「吾待君思(ワガマツキミシ)」です。
薄い青色の光が、会場の雰囲気にぴったりです。
光の雨が上から下に落ちてきました。
これは「願いの涙」です。
織姫と彦星が切なく流す涙を表現しています。
そして、堀川会場で最も人気がある「光の天の川」です。
光の天の川は、何度見ても飽きることはありません。
時間が経過すると、光の色が変わるのが、光の天の川の特徴です。
オレンジ色の光は、まるで夕焼け空のようです。
堀川の流れの中に青色と赤色の星を発見。
こちらは「出逢い星」です。
青い星と赤い星の間にある黄色い光が繋がったり途切れたりします。
織姫と彦星が出会う様がよく表現されていますね。
大きな鯉が上を向いて立っています。
これは、「昇り鯉」という作品です。
近くで見ると、とても迫力がありますよ。
堀川会場のゴール付近まで歩いてきました。
ここでは、堀川七夕茶屋が設けられており、ステージでは上七軒の舞妓さんが踊っていましたよ。
普段、舞妓さんを見る機会はそれほどありませんから、京の七夕に行った時には見ておきたいですね。
さて、堀川会場でもスタンプを1個押印してもらい、合計4個のスタンプを集めました。
一条戻り橋にもスタンプがあったのですが、見逃してしまいました。
でも、参加賞がもらえる3個のスタンプは集めることができたので良しとしましょう。
その参加賞は、香りのしおりです。
鼻に近づけると線香の良い香りがします。
この香りのしおりは、線香で有名な松栄堂さんが作ったものです。
財布の中に入れておけば、ほのかに線香の香りがして良さそうですね。
なお、参加賞は毎日各会場先着50名までしかもらえません。
今年も京の七夕を楽しむことができました。
鴨川、二条城、堀川と1日で廻ったので、帰宅したら足がくたくたになっていましたよ。
京の七夕2015年目次
- 京の七夕鴨川会場・2015年
- 京の七夕二条城のプロジェクションマッピング・2015年
- 京の七夕堀川会場・2015年