6月初旬。
まだ京都が梅雨に入る前に東山区の恵美須神社に商売繁盛を祈願するために参拝してきました。
京都市内には商売繁盛のご利益を授けてくれる神社はたくさんありますが、恵美須神社はその中でも割と交通の便が良いところに建っています。
最寄駅は京阪電車の祇園四条駅もしくは阪急電車の河原町駅です。
夏の気配を感じ始める境内の緑
祇園四条駅から南東に歩くこと約5分。
恵美須神社の鳥居の前にやってきました。
恵美須神社は、繁華街の祇園に建っていますが、この辺りはそれほど観光客の方が多くありません。
少し北に歩けば四条通があり、たくさんの海外からの旅行者の方とすれ違うんですけどね。
鳥居をくぐると、さらに2つ目の鳥居が現れます。
この2つ目の鳥居は、しっかりとみておきたいですね。
どこを見るのかと言うと、鳥居の上に架かっている額です。
通常なら、社名が記された扁額が架かっているのですが、恵美須神社では、満面の笑みを浮かべた恵美須さまの顔が架かっています。
この笑顔を見ていると、何か良いことがありそうに思えてきます。
本殿に商売繁盛を祈願した後は、その脇に向かいます。
恵美須さまは、耳が遠いので、板を叩いてお参りに来たことを報せなければなりません。
でも、力強く板を叩くのはだめです。
恵美須さまのお肩を叩くお参りなので、優しくトントンと叩いてください。
これで雨がよく降る梅雨でも客足が衰えず、商売繁盛まちがいなしでしょう。
それほど広くない恵美須神社の境内でも、少しずつ緑が深くなり、夏の気配が感じられるようになってきました。
雪が降った元日とは全く景色が違って見えます。
恵美須さまの後ろのカエデの新緑も、徐々に緑色が濃くなっています。
年季の入った恵美須さま。
こちらにも、しっかりとお参りしておけば、さらに仕事がうまく行きそうですね。
年季の入った恵美須さまの後ろには、財布塚もあります。
この財布塚は、パナソニックの創業者の松下幸之助さんが建立したものです。
経営の神さまゆかりの財布塚ですから、経営者の方は、しっかりとお参りしておきたいですね。
財布塚の隣には名刺塚もあります。
名刺も仕事で頻繁に使う小道具ですからね。
仕事がうまくいくようにお参りしておきましょう。
お参りを済ませたところで、境内から出ることに。
鳥居に向かって歩いていると、カシワバアジサイが咲き始めているのに気づきました。
梅雨に入れば、このカシワバアジサイも見ごろを迎えることでしょう。
なお、恵美須神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。