10月末。
京都市上京区の京都御所一般公開に訪れた時、東隣にある梨木神社(なしのきじんじゃ)にも参拝しました。
最近、境内の一部がマンションになることが話題となり、今はその工事中です。
どの程度工事が進んでいるのかも、ついでに見ておくことに。
工事は本格的
梨木神社の一の鳥居の前に来ると、緑色の敷居があり、中に入れないようになっていました。
鳥居の奥にクレーンが見えますね。
工事はかなり本格的に行われているようです。
工事中なので、梨木神社の境内に入れないのかと思ったのですが、迂回路の案内が出ていました。
その案内に従って進み、二の鳥居の前に到着。
ここは、今まで通りの参道が目の前から奥の神門まで伸びています。
おそらく、マンションができても、ここから先はこれまでと変わりのない梨木神社なのでしょうね。
なんとなく、ほっとしました。
参道の入り口には、初代萩の会会長の湯河秀樹氏の歌碑が置かれています。
「木の下かげに乱れさく萩」
すでに萩の花の見ごろから1ヶ月以上過ぎていたので、花はあまり咲いていませんでした。
赤い花がちらほらと咲いていることは咲いているのですが、乾燥したような感じで元気がありません。
参道のカエデは、少しずつ赤く色づき始めていました。
梨木神社は、京都市中心部の紅葉の名所でもあります。
緑色の葉に混ざって、黄色やオレンジ色に変わりつつある葉を見ていると、秋が徐々に深まっていることに気づかされます。
まだ、気温はそれほど低くないので、夏の終わりのような気持でいるのですが。
萩とカエデに埋もれた境内
神門の前のカエデの木は、まだ青々としています。
上の方は若干赤くなっていますね。
神門をくぐると目の前には舞殿が建っています。
境内が萩とカエデに埋もれている景色。
梨木神社と言えば、この景色をすぐに思い浮かべます。
本殿はもっとうっそうと茂る木々に埋もれています。
神社の本殿がこういったところにあると、どことなく神々しさを感じます。
しっかりとお参りをしておきましょう。
舞殿の近くに植えられているカエデの葉が、太陽の光を浴びて美しい姿を見せてくれました。
先の方には真っ赤なモミジ。
まだ緑色の葉が多いですが、このように赤色と緑色が混ざっているカエデの葉は、とても美しいですね。
最後にもう一度境内を眺めて梨木神社を後にしました。
なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。