京都市左京区の宝ヶ池にある京都国際会館で、4月11日から13日まで「桜・さくらスペシャルデイズ」と題して、庭園が一般公開されることになりました。
京都国際会館の庭園内には、約150本の桜が植えられています。
満開になった時は、さぞ美しい桜風景を見せてくれることでしょう。
ということで、4月11日に京都国際会館の庭園を見に行ってきました。
満開の枝垂れ桜
京都国際会館は、地下鉄国際会館駅から徒歩約5分、または、叡山電車の宝ヶ池駅から徒歩約15分ほどの場所に建っています。
やや空にモヤがかかっているものの、晴天だったので、桜を観賞するには良い日でした。
庭園の入口付近では、枝垂れ桜が満開になっていました。
国際会館の建物近くの枝垂れ桜も満開です。
真っ白な八重桜。
雪のような白さですね。
カエデの新緑も見ることができましたよ。
小さな赤い花を付けていますね。
これから青モミジとなり、秋には紅葉して真っ赤なモミジになることでしょう。
建物の前にある大きな池では、ハクチョウが優雅に泳いでいました。
京都国際会館と満開の枝垂れ桜。
桜は、日本建築とよく似合う印象がありますが、こういった現代的な建物と一緒に見るのも悪くありませんね。
頭上に降り注ぐ花が、とてもきれいです。
散り始めたソメイヨシノの下でのコンサート
枝垂れ桜の他に遅咲きの八重桜も咲き始めていました。
この八重桜は松月でしょうか?
後ろにある真っ赤な花は桃です。こちらも満開で、多くの観覧者の方たちが見入っていましたよ。
春にしては気温が少し高かったので、噴水を見ていると、涼しい気分になれました。
時折吹く風が、噴水のしぶきを体まで運んでくれて、まるでミストサウナのようでしたよ。
庭園からは比叡山を望むことができます。
国際会館の建物も大きいですが、さすがに比叡山の雄大さには勝てませんね。
午後2時からは、ソメイヨシノがたくさん植えられている芝生の上で、庭園アンサンブルコンサートが行われました。
春ののどかな日に聴くバイオリンの演奏。
とても贅沢な一時を過ごすことができ、そして、争いのない平和な日々の素晴らしさを教えてもらいました。
いつまでも、こんな日が続いてほしいものです。
一通り庭園を散策したので、入場してきた入口付近に戻ってきました。
ソメイヨシノは、どの木も見ごろを過ぎており、そよ風が吹くだけで、ひらひらと花弁が散っていました。
あと3日ほど早く庭園が開放されていれば、満開のソメイヨシノを見れたでしょうね。
最後にもう一度、庭園全体を眺めて京都国際会館を後にしました。
次回は、ソメイヨシノが満開になった頃に見に来たいですね。