2月末に京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)に参拝しました。
智積院は、季節ごとに様々な花が咲くお寺。この時期は、梅の花がきれいに咲くころです。
2週間ほど前に訪れた時は、まだ、咲いている梅が少なかったですが、そろそろたくさんの花が開花しているのではないでしょうか。
咲いていない梅がまだ多い
智積院は、京阪電車の七条駅から東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
入口からだと、参道の梅の様子がわかりにくいですね。
中に入って、梅の状況を確認しましょう。
入口付近の紅梅は、2分咲きから3分咲き。
この紅梅は、八重の花を咲かせるので、花の数が少なくても、ボリューム感があります。
でも、まだまだ枝が目立ちすぎていますね。
参道を進み、庭園の拝観受付付近にやってきました。
ここに植えられている紅梅は、早咲きです。
5分咲き程度まで開花が進んでいるでしょうか。
例年なら、そろそろ見ごろになっている頃なんですけど、やはり、2014年の2月がとても寒かった影響で、開花が遅れています。
梅の開花の遅れは、智積院だけでなく、京都の他の梅の名所も同じようですよ。
ピンク色の八重の花は、入口付近の紅梅と似ています。
同じ種類なのでしょうか。
金堂へと続く参道脇の紅梅は、咲き始めたばかり。
ここに並ぶ紅梅は、色の濃い赤い色なので、満開になると、参道脇が真っ赤になります。
参道の中ほどから、金堂を撮影。
遠くからでも、左側の白梅が良い具合に咲いているのがわかります。
白梅の近くまでやってきました。
写真だと、わかりにくいですが、ほぼ見ごろですね。
枝には、真っ白な花がたくさん咲いています。
中心が黄色いのがかわいらしいですね。
金堂の左前の紅梅は3分咲き程度。
色の濃い紅梅なので、つぼみが膨らんできるだけでも、その赤さが目立ちます。
鮮やかな赤色の花がちらほらと咲いています。
まだまだつぼみが目立つ状態ですが、遠くからだと枝全体が真っ赤に見えますよ。
金堂の中に入ってお参りをした後は、隣の明王殿の手前に植えられている紅梅のもとへ。
こちらは、ほぼ見ごろとなっていました。
おそらく、智積院で最も早く咲く梅が、上の写真に写っている紅梅でしょうね。
近くに寄って見ると、枝にたくさんの花がついているのがわかります。
そろそろ満開ですね。
2月末の状況から予想すると、智積院の梅の見ごろは3月10日あたりになりそうです。
なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。